更新日: 2017.04.18 00:40
LEXUS TEAM WedsSport BANDOH スーパーGT第1戦岡山 レースレポート
2017年4月17日
プレスリリース
2017 AUTOBACS SUPER GT Round 1
「OKAYAMA GT300km RACE」
開催日:予選4月8日(土)/決勝4月9日(日)
開催地:岡山国際サーキット
入場者数:予選1万7300人 決勝2万7000人
桜前線が北上する最中、2017年スーパーGTシリーズが開幕を迎えた。LEXUS TEAM Weds Sport BANDOHは、昨年と同じ体制で挑むことになり、坂東正敬監督を筆頭にチームに加わって4年目の関口選手と、2年目を迎えた国本選手がタッグを組む。
そして2017年の500クラスは全車がマシンを一新。LEXUSのみが車輌変更でRCFからLC500にチェンジした。GT500クラスがDTMと同じレギュレーションにしてから2期目のニューマシンでの幕開けとなり、どのマシンが勝つのか?この開幕で戦闘力の高さを見せつける大事な1戦だ。
LEXUS TEAM WedsSport BANDOHの予選は、ポールを獲れる自信はあった。Q1は順当に勝ち進みQ2につなげるも、Q2では波乱の展開でアタックできず悔いの残る予選となり6位で、決勝に臨むことに。
迎えた翌日の決勝では、これ以上ない。と言わんばかりのレース展開に翻弄されるが、関口選手、国本選手のアグレッシブでありながら安定したレース展開で、6位でフィニッシュ。連続ポイント獲得を19戦に伸ばし、今後につながるレースとなった。また決勝結果もトップから上位6台がLEXUS勢が独占する結果となった。
■予選 4月8日(土)【6位】
公式予選 天候:曇り コース:ドライ
気温/路面温度 Q1開始時19度/21度、Q2開始時20度/22度、Q2終了時19度/21度
いよいよ迎えた開幕戦、予選は、ノーウエイトのガチンコ戦。
午前中に行われたフリー走行もウエット路面で始まり、その後、天候が回復するが、路面はとりあえず「ドライ」といった状況で、サーキットサファリが行われ、ピットウォーク前には開幕戦ならではの全参戦ドライバーによる集合写真撮影がおこなわれた。
そして午後の予選が始まった。フリー走行では午前中14番手と苦しんだセットアップだったが午後の予選に向けて大きくセットを変更して予選に望んだ。
まずはGT300クラスから始まった。しかし予選が中盤にさしかったところで赤旗中断となり、その間に小雨がぱらつき始めた。天候が不安な中、GT500クラスの予選が10分遅れで始まった。
まずは、6号車が先陣を切ってコースへ。続いて8号車が。そして19号車WedsSport ADVAN LC500のQ1をアックする関口選手がコースイン。残りの12台はまず様子見といったところかピットで待機し、残り時間が半分を切ったことろで全車が顔をそろえた。
残り4分を切ったところで、関口選手は1’18.591のタイムをマークし、暫定3位につけた関口選手だったが、終了間際に、同じLEXUS勢の38号車が1’18.521のタイムをマークしトップに躍り出た。
これにより4位でQ2への切符を手にした19号車WedsSport ADVAN LC500を操る関口選手は「車よくなった、引っかからなければもうちょっとイケたよ。ポールタイムも全然見える」とコメントを残し、国本選手へバトンを渡した。
Q1の結果は0.454秒以内に8台が収まり、トップの38号車と19号車のタイム差はわずか0.07秒差という僅差での戦いとなった。
そして、GT300クラスのQ2でまたもや赤旗中断となり、GT500クラスの予選が始まったのは、20分押して16時15分から。バトンを受け取った国本選手も早々にコースへ出ていき、タイヤを温める。
徐々にタイムを縮めるが、のこり2分の時点で小雨。さぁこれからアタックと思ったが36号車のクラッシュで赤旗中断となり、その後再開されるが、すぐに16号車の車輌トラブルで、再度赤旗中断。
この時点で1分を切ってしまったことにより、Q2は終了してしまう。ほとんどのチームがアタックをかけていない状態。赤旗の原因を作ってしまった車輌はタイム抹消という結果になった。
国本選手もこれからアタックする矢先の相次ぐ赤旗中断で、悔しくもアタックできず19号車WedsSport ADVAN LC500は1’28.347のタイムで6位にランキングされる結果となった。
トップは、8号車 ARTA NSX-GT、2位、6号車 WAKO’S 4CL LC500、3位37号車 KeePer TOM’S LC500という結果に。