更新日: 2017.04.18 00:40
LEXUS TEAM WedsSport BANDOH スーパーGT第1戦岡山 レースレポート
■決勝 4月9日(日)【6位】
天候:曇り コース:ドライ
気温/路面温度 開始:19度/25度>中盤:17度/19度
一夜明けて迎えた決勝日。朝方は雨の影響が残るコース上も、天候の回復とともに路面はドライコンディションに。朝から詰掛けた大勢のレースファンが見守る中、2017年のシリーズが幕を開けた。
しかし、決勝レースが始まる前から大波乱の展開に。まず、オープニングラップからフォーメーションラップにかけてトップの8号車、5位の17号車のホンダ勢がマシントラブルでストップ。ピットに戻ってしまった。
当然ではあるが、SCが介入し、この一連の騒ぎで決勝レースは81ラップで戦うことになった。そのためトップは6号車。19号車 WedsSport ADVAN LC500のスタートを務める関口選手は実質4番手からのスタートとなった。
再スタートを切った後はクリーンなレース展開でトップの3台が一つの集団となり、少し遅れて、19号車を先頭に16号車、36号車と続き、4位争いが白熱した。
しかし早くも6ラップを数えたところで300クラスのマシンが大きくクラッシュし、2回目のSC介入となり、その矢先100号車がマシントラブルでコース上にマシンを止める。しかしすぐに走り出したが、また失速し100号車は戦線離脱を余儀なくされた。そしてレースは振り出しに戻り11ラップ目から再開された。
12ラップを迎えたころにはトップから6台がLEXUS勢が占めるという展開になり、LEXUS勢のトップ争いが3台、19号車を含める4位争いが激化してきた。
場内を沸かせるレース展開を見せる関口選手は、ライバルの厳しい追い上げに耐えるが、25ラップ目には1号車と接近戦になり、コースアウトを潔してしまい6位にポジションを置くが、その後は安定したレース展開で、33ラップ目にピットイン。
19号車 WedsSport ADVAN LC500は国本選手を乗せ、再び戦列へ。40ラップを経過したころでGT500全車がピットインを終え、6位を走行する19号車 WedsSport ADVAN LC500。
国本選手は安定した走りで7位のライバルにマージンを築くが、53ラップ目にまたもや300クラスのマシンがクラッシュ。3回目のSC介入となった。7位のライバルに築いたマージンもなくなったが、61ラップ目にリスタートを切り、レースを展開する。
300クラスが絡みだす69ラップ目を過ぎたころには徐々に前を行く36号車近づき始め77ラップ目にはついには追いついた。抜きどころのない狭いコースにも関わらす、猛追をし始める国本選手。
厳しいレース展開にポジションを上げることは叶わずとも、6位でフィニッシュし2017年の幕開け、19号車 WedsSport ADVAN LC500をゴールへと導いた。
関口選手、国本選手のコンビは2年目を迎えて、ますます磨きのかかったレースを展開するこのコンビのおかげもあって、連続ポイント獲得は19戦となり、今後のレースに期待のかかる一戦となった。