BMW M Team Studie x CRS 2024スーパーGT第8戦もてぎ 決勝レポート
AUTOBACS SUPER GT 2024 SERIES
Round.8 MOTEGI GT 300km RACE
予選日の大雨から一転、決勝日は朝から青空に包まれたモビリティリゾートもてぎ。走行を待ちわびた多くのファンが朝早くからサーキットに来場し、2024年シリーズタイトルの行方を左右する決勝レースを盛り上げる。
昨日の予選により、荒聖治選手、ニクラス・クルッテン選手が操るStudie BMW M4は、GT300クラス2番手からスタートする。
Rd.8 決勝
定刻の13時00分に栃木県警の先導によるパレードラップへ向けてグリッドを離れた。
GT500クラス、GT300クラスともにアクシデントがないクリーンなスタート。Studie BMW M4のスタートを担当する荒選手は、上位接近したまま2番手ポジションをキープしてオープニングラップを終えた。
Lap5、ストレートで11号車がストップしFCY(フルコースイエロー)提示。Lap8にFCY解除したが、直後に25号車がグラベル上でストップ。再度FCYが提示された。
2回目のFCYが解除されレースリスタート。上位は順位変動なく31号車に次ぐ2番手ポジションをキープして走行を重ねる。
ミニマムのピットストップが可能なレース1/3を過ぎるとピットが慌ただしく動き始める。Studie BMW M4は、Lap21でピットストップを行いニクラス選手へステアリングを託す。前を走る31号車も同一周でピットストップ。ピットストップを終えた車両のなかではトップを保ってコースへ戻っている。
Studie BMW M4は、ピットストップを終えて13番手ポジション。前を走る52号車の後ろにぴったりつけて前を狙う。
GT300クラス全車がピットストップを終えたLap27では、タイヤ無交換等の戦略の違いにより7番手ポジション。Lap27でプレッシャーをかけ続けていた52号車の前に出て、ついに6番手にポジションアップ。
トップ争いと(31-88-65号車)4番手争い(18-87号車)が接近してバトルするなか、Studie BMW M4はすぐ後ろの6番手をキープして走行を重ねる。
Lap48 GT500クラスと31号車が接触。88-65-18-87に次いで5番手ポジション。
そのままポジションをキープして走行しStudie BMW M4はクラス5番手でこのレースを終えた。