石浦宏明
「今回は僕たちが本命ということを言われていて、それがプレッシャーになっていた部分もありましたし、決して順調だったわけでもなく、午前中の練習走行では小さいトラブルもあったりしました」
「本当は最後のGT500占有(走行)の時間帯に立川さんがニュータイヤでアタックをする予定だったんですが、赤旗で混走の時間が短くなったこともあり、僕が占有時間にアタックさせてもらったんです」
「ですから立川さんは1分29秒台しか経験できていない状態でQ2(に挑む)ということになって、かなり大変だったと思います。Q2の1分27秒台というのはまったく別世界だと思うので。そういう、ちょっとずつ大変なところがあるなかでも、予選に向けてのクルマのフィーリングは良く、まとめてくれたチームとQ2でタイムを絞り出してくれた立川さんに対して、ありがたいな、と思います」
「ニスモがあのままでないことは想定していましたが、第2戦にして予選でここまでくるとは正直、思っていなかったですね。予選重視ではないと思いますので、そのニスモが真後ろにいるというのは、決勝でかなりの強敵になると思います」
「長いレースですから、ポールといっても前からスタートできるというだけだと思います。ただ、僕たちはまわりを気にせず、やれることをしっかりやって、最終的にまたここ(会見場)に戻ってこられるようにしたいですね」