2024年のスーパーGTは大型台風による影響で延期となっていた鈴鹿での第5戦が12月7~8日に開催され、同時に、長かったチャンピオン争いにも決着がついた。最終的にGT500クラスはトムス36号車の坪井翔/山下健太組(TGR TEAM au TOM’S)がシーズン中の速さを維持して優勝し、2年連続となるドライバーズ&チームのダブルタイトル獲得を決めた。
一方のGT300クラスはシリーズを上位で牽引し前戦(本来の最終戦だった第8戦もてぎラウンド)終了時点でドライバー&チームランキング首位だった65号車(K2 R&D LEON RACING)が表彰台を逃す4位フィニッシュに終わり、優勝したJLOCの88号車(小暮卓史/元嶋佑弥組)がランキングを逆転、見事チーム創設以来初めてとなるチャンピオンを決めたのだった。