トップのZENT立川祐路は1分31秒中盤のラップタイムで順調に周回を重ね、約2秒離れて2番手にau、そこから約3秒差でDENSOトップ3。すると、19周目にはMOTUL MUGEN NSX−GTがピットイン。トラブルが発生してしまったようで、給油作業を行うも、そのままガレージへマシンを入れてしまうことに。

 20周目、5番手KeePerと6番手WAKO’Sが争い、WAKO’Sの大嶋和也が前に。25周目にはS Road CRAFTSPORTS GT−Rの千代勝正が1コーナーで黄旗中にカルソニック IMPUL GT−Rを追い越したことがペナルティとなり、ドライブスルーペナルティを受けることになる。

 27周目にはKEIHIN NSX−GTがピットイン。塚越広大から小暮卓史に乗り変わる。均等割りなら35周目前後となるが、ホンダ陣営は早めのピット作戦を選択した模様。28周目にはARTAがピットインし、野尻智紀から小林崇史にステアリングを交代している。

 また、翌29周目にはレクサス陣営の戦陣を切って10番手走行中のWedsSport ADVAN LC500がピットイン。関口雄飛からGT500デビュー戦となる山下健太に乗り替わっている。

 30周目には11番手のEpson NSX−GTの左リヤタイヤがバーストしてスローダウン。その間の31周目にはトップのZENTとauが0.6秒差に接近。だが、オーバーテイクには至らず、auはZENTより先となる34周目にピットイン。ロシターから、中嶋一貴の代わりとして参戦している伊藤大輔に乗り替わる。モニター上のストップ時間は52秒2。

 そのauの動きを見て、トップのZENTと2番手走行中のDENSOが同時にピットイン。2台はピット作業バトルとなるも、順位は変わらず。アウトラップでもZENTがトップをキープすると、DENSOがauの前で復帰して2番手に浮上。

 その後方ではauの伊藤とMOTUL AUTECH GT−Rのクインタレッリがバトル。クインタレッリはそのまま37周目にピットに入り、松田次生にチェンジする。だが、次生はauの前の3番手で1コーナーに先に入るも、タイヤの温まっていない状態では為す術なく後方のauに順位を奪われてしまう。

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