□ヘイキ・コバライネン
「とてもアンラッキーなレースになった。5位からスタートして2位まで上がったけど不運な接触で、その後は速く走ることは難しい状況に陥ってしまった。コースにいるのさえ困難だった。まだ2戦終わったところだし今季の結末を占うのは早すぎる。我々は本来の速さをレース中のアクシデントで失ったけど、何せこのSUPER GTは毎戦の様に熾烈極まる戦いで、僅かな事で流れが変わってくる。次のオートポリスでは気持ちを強く持って努力を続けて、再び流れを引き寄せて勝利を目指していくよ」

□平手晃平
「決勝の自分のスティントではクルマの本来の速さが出せずに狂ったリズムを取り戻すことができず、皆さんの期待に応えることの出来ない結果となって悔しい気持ちで一杯です。2つの接触により大きくバランスを失ってしまったのは確かですが、それ以外にも何か要因があるやも知れずデータを分析して、しっかりと次のオートポリスに向けて備えたい。頑張ってくれたメカニックやスタッフ、関係者の皆さんに納得の行くレースをオートポリスで魅せます! 引き続き熱いご声援をよろしくお願いします」

□総監督 佐藤勝之
「この富士戦には手応えを感じていただけに決勝中のアクシデントにより途中から失速してしまったのは不運でした。レースでは何が起こるかわからないのは常ですが、しっかりと自分たちの現状分析をして埋もれてしまった失速の原因やミスがなかったかを掘り起こして次に向けて対策を講じていきたいと思います。好調なレクサス勢だけがライバルではなく、日産とホンダも差を詰めてきているので、より一層、過酷で厳しい戦いにこれから入っていくと思います。まずは次のオートポリスで雪辱を果たす勝利を目指していきます。引き続き御声援のほどよろしくお願い申し上げます」