「過去にも日本ではヨルグ・ベルグマイスターだったり、フレデリック・マコウィッキだったり、ポルシェのファクトリードライバーがスーパーGTに出ていたよね。このシリーズで走った経験があるドライバーは全員、“すごくタフなチャンピオンシップだ”っていう話をしてくれた。実際、初めて岡山の合同テストで走った時は、ものすごくビックリしたよ。ドライバーたちのレベルがものすごく高かったから」
チームメイトの藤井誠暢からも学ぶことが多いようだ。
「それにタイヤをはじめ開発することがあるし、セットアップに関してもいろいろ試すべきことがある。僕もチームメイトのトモノブからすごく勉強したよ」
「彼は経験豊富だから、僕のような若いドライバーは学ぶべきことが多いんだ。これまで出ていたスーパーカップはワンメイクのシリーズで、全車がイコール。でも、スーパーGTはいろいろできるから、将来の役に立つと思うよ」
「このシリーズに参戦が決まるまで、日本に来たことはなかった。来ると決まってからはお箸の使い方を勉強したけど(笑)。でも、初めて岡山のテストのために来日したとき、とても感動したよ。サーキットにファンの人たちが大勢来て、みんながフレンドリーだから、大好きになった」
「もちろんここでレースできるっていうことも、すごく嬉しく思っているよ。もちろん、シリーズに関しては動画などをチェックしていたし、今でもまだ走ったことがないサーキットについては、動画で勉強中なんだ」
「僕は将来も長きに渡ってポルシェのドライバーでいたいと思っているし、アンドレ・ロッテラーのように日本でドライバーとして成長して、将来的にLMP1に乗れればいいなって思っている。僕と同世代のアール・バンバーのようにね」