4月13日に岡山国際サーキットで開催された2025スーパーGT第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』のGT300クラス決勝で、今季からメルセデスAMG GT3にマシンチェンジしたTEAM UPGARAGEが12番手スタートからトップ争いを展開。最後はリタイアに終わったものの、新車初レースで速さをみせた。
中古カー用品&バイクパーツの買取・販売を手掛ける『アップガレージ』を全国に展開し、モータースポーツでも活躍しているTEAM UPGARAGE。スーパーGTでは2024年までホンダNSX GT3で参戦したが、今季は車両をメルセデスAMG GT3にスイッチ。ドライバーには昨年のFIA-F4王者でホンダ育成の野村勇斗を迎え、新体制で臨む。
迎えた開幕戦の決勝は、スタート時に雨が強く降るウエットから、徐々に路面が乾いていくコンディションに。そんな難しい第1スティントを託されたのは「まずは慎重に、確実に小林選手にバトンを渡すために『冷静に行こう』と決めていました」と言うルーキーの野村だ。