#50 Ferrari 488 GT3 スーパーGT第3戦オートポリス 予選レポート
2017 SUPER GT
INGING MOTORSPORT
第3戦 オートポリス レースレポート
5月20日(土)<予選>天候:晴れ | コース状況:ドライ
#50 Ferrari 488 GT3 12 位
2年ぶりの開催となるSUPER GT第3戦オートポリスラウンド。岡山大会でのクラッシュの影響でRd,2富士を欠場したFerrari 488 GT3は、公式練習でニューマシンをシェイクダウンさせる強行日程ながらも新田守男が渾身のアタックでQ1を突破。混戦となったQ2で都筑晶裕も12位を獲得し、無事に復帰を果たした。
AUTOBACS SUPER GTシリーズ第3戦「SUPER GT in KYUSYU 300km」が阿蘇山麓にあるオートポリスで開催された。
2016年4月に発生した熊本地震の影響でコースやピットビル、観客席などに被害を受けたオートポリスは、昨シーズンこのシリーズの開催を延期することになった。そのため、2年ぶりにSUPER GTのマシンが九州のファンの元に集まることとなる。
開幕戦の岡山国際サーキットラウンドでGT500車両とクラッシュを喫してしまった「INGING&Arnage Racing」のFerrari 488 GT3。ゴールデンウィークに開催された第2戦の富士スピードウェイラウンドは、車両の修復が間に合わなかったために苦渋の選択として出走をキャンセルした。
その後チームは車両を修復するよりも万全の体制で戦えるとの判断により、マシンを入れ替えることを決意。ただ、ニューマシンがチームに届いたのはオートポリスに向かう4日前で、わずかな時間の中でメカニックやスタッフは懸命に車両をメンテナンスしサーキットにマシンを持ち込んだ。最後の最後までメンテナンスやセットアップの作業を行っていたため、マシンの最終カラーリングはサーキットで施工されるほど、限られた時間の中でチームはマシンを最善の状態に仕上げてきた。
昨シーズンからのコンビとなる都筑晶裕と新田守男のドライバーで戦うINGING &Arnage Racingは、前戦をキャンセルしたこともありオートポリスラウンドに賭ける思いはとても強い。