2台は32周目にはテール・トゥ・ノーズとなるが、これを制したVivaC 86 MCが先行。しかし、ARTA BMW M6 GT3がピットを終えると、2台の前でピットアウトしてみせた。
これでGT300ルーキーのショーン・ウォーキンショー駆るARTA BMW M6 GT3が2台のJAF-GT車両を従える展開となったが、43周目には松井駆るVivaC 86 MCがウォーキンショーをパス。さらに45周目には井口も2番手に浮上した。
2台による戦いは終盤ふたたび接近し、最後はふたたびテール・トゥ・ノーズに。ニュルブルクリンク24時間ではチームメイトである松井と井口の戦いはさらに白熱するかと思われたが、最後は松井のVivaC 86 MCがわずか0.091秒差でトップチェッカー! 嬉しい今季初勝利、そして山下はGT300初勝利を飾った。
2位はSUBARU BRZ R&D SPORTで、3位はARTA BMW M6 GT3という結果に。BMW勢はStudie BMW M6も4位となり、今季最上位フィニッシュとなった。
メルセデス勢はグッドスマイル 初音ミク AMGが5位に入る一方、GAINER TANAX AMG GT3は終盤タイヤ&ホイールが外れてしまいストップ。第2戦ウイナーのJMS P.MU LMcorsa RC F GT3が6位、終盤4~5台によるバトルを制したD’station Porscheが7位となった。