LEXUS TEAM SARD 2017スーパーGT第3戦オートポリス レースレポート
スーパーGT第3戦オートポリス レポート
DENSO KOBELCO SARD LC500
第3戦オートポリス、
死闘の末トップ奪取も接触で万事休す
2017 スーパーGT 第3戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」(5/20~21)
オートポリス(1周4.674km)
入場者数:予選1万0470名/決勝1万8200名/合計2万8670名
5月21日(日)、スーパーGT第3戦「SUPER GT in KYUSHU 300km」の決勝が行われ、一意専心に2列目3番グリッドから勝利を目指していったDENSO KOBELCO SARD LC500は、スタートを担当したヘイキが21周目に46号車を1コーナーで鮮やかに仕留めると2位に浮上。
トップ100号車を追い詰めていき、33周を終え100号車と同時ピットインを敢行。素早いピットワークで100号車の前に出るチームワークを見せた。だが次の周の36号車のアウトラップで前に出られてしまい、ここから激しく2台によるトップ争いが展開。
激化する首位攻防でプレッシャーをかける平手は51周目のターン14で並び、ターン16で追い抜きに成功した瞬間に左後方が36号車と接触し堪らずスピン。
立ち直った時に後方から来た300クラスのマシンと接触してしまい、足回りにダメージを負ってしまった。素晴らしい走りと素早いピットワークでトップ奪取に成功するも、悪夢のようなアクシデントで万事休す。結果、14位完走扱いとなった。
ドライバーポイントは獲得ならず(計15点)ランキング9位、チームポイントでは1点を獲得(計22点)し、ランキング9位となった。2戦連続とも接触で順位を失った雪辱を果たすべく臨む次の第4戦は、6月に2回のGTA公式テスト(SUGO、鈴鹿)を経て、7月22日(土)・23日(日)にスポーツランドSUGOで行われる。
公式練習走行
開幕2戦を終えランキング4位につけるDENSO KOBELCO SARD LC500。前戦の富士では速さを見せ2位を一時走ったが不運な接触で後退を余儀なくされ、悔しいインターバルを過ごした。
第3戦は、昨季熊本地震の影響により開催されず、2年振りの開催となるオートポリスが舞台。阿蘇外輪山の北方に位置する当地は標高900m、高低差52mのマウンテンコースで、コース幅は狭く前半ダイナミックかつ後半テクニカルなレイアウト。オーバーテイクポイントも限られており、特にセクター3では遅い車両に詰まるとタイムロスを喫しやすい難コース。