山田真之亮 スーパーGT第3戦オートポリス レースレポート
山田真之亮 PRESS RELEASE
2017年5月31日
決勝レースで発揮された「チームのまとまり」
5月20〜21日、熊本県・オートポリス・インターナショナル・レーシングコースにてSUPER GT 第3戦、「2017 AUTOBACS SUPER GT Round3 SUPER GT IN KYUSHU 300KM」が開催されました。
TeamTAISAN SARDでの3レース目を迎えた山田真之亮は、チームメイトのジェイク・パーソンズ選手と共に5月20日、土曜日のフリープラクティスから300kmレースへの戦いに挑みました。
TAISAN SARD R8 FUKUSHIMAのマシンセッティングを進めながらのフリープラクティスではGT300クラスの26番手、クラストップとは2秒649離されたタイム。もちろん、チームとしてはまったく納得できるタイム&順位ではなく、午後の予選へ向けてセッティングをさらに追及することになりました。
そして迎えた予選では山田真之亮が予選Q1のアタッカーを担当。しかしながらセッティングの改善も良い方向には進まず、トップから2秒935離された25番手タイムで残念ながらQ1にて敗退。21日の決勝レースは後方グリッドからの追い上げを強いられることになりました。
予選後に判明した問題点も解決し、今回の決勝レースのスターティングドライバーはパーソンズ選手が担当しました。シミュレーターでしっかりとトレーニングを積み重ねてきたパーソンズ選手は、テクニカルなオートポリスのコースにも高い適応能力を発揮し、安定したペースで周回を重ねていきました。ライバル達がルーティンのピットストップを消化していくなか、次々とポジションアップし、4番手まで浮上した36周目にピットイン。山田真之亮へのドライバー交代、リヤタイヤ2本交換、ガソリン補給も極めてスムーズなピットワークで戦列へと復帰していきました。
19番手で37周目をクリアした山田真之亮は前方車両との15秒差を着々と削り取る果敢なドライビングを発揮し、54周目には15番手へとポジションアップ。さらに最終ラップで2台抜いて13番手ポジションアップ。ところがオーバーテイクを仕掛けた前方車両と接触。その間に後方車両に抜かれてしまい、14位でチェッカードフラッグを受けました。
次戦は7月22日(土)〜23日(日)、宮城県・スポーツランドSUGOで開催されます。開幕からの3戦を終えて、上昇機運が見えてきた山田真之亮の活躍にご期待ください。
■山田真之亮のコメント
「自信のあるコースでしたので、予選ではもっと速く走れることを期待していました。決勝レースで順位を上げられましたが、最終ラップは残念な結果に終わってしまいました。次のSUGOラウンドは去年のテスト最終日にトップタイムをマークしています。好きなコースですし、自信を持っています。予定されているテスト走行でしっかりとセットアップを進め、ポイント獲得を目指して頑張ります。皆様の応援、よろしくお願いします」
■Team TAISAN SARD 野田英樹チーム監督のコメント
「決勝のセッティングは十分に上位を狙えるものでした。予選で15番手から10番手に入れれば、結果は伴うと思います。収穫の多かった今回でやっとレースが出来る状態にたどり着いたと思いますので、今後のレースに期待してください」
■Team TAISAN SARD 千葉泰常チーム代表のコメント
「チームがやっとひとつにまとまりました。様々な状況のなかでスタッフが目標に向かってハードワークしながら得られた力です。このパワーをさらに結果へと結びつけていきたいと思います」