最終的にGT300では、B-MAX NDDP GT-Rがこのセッションの最速となる1分58秒379をマーク。片岡龍也が午後の走行を担当したグッドスマイル 初音ミク AMGが2番手につけている。3番手はGULF NAC PORSCHE 911、4番手には午前から好調のHitotsuyama Audi R8 LMS、5番手にはGAINER TANAX AMG GT3がつけた。
GT500クラスの専有走行では、MOTUL AUTECH GT-Rはアタックを行わなかったものの、他の多くのマシンはアタックを実施。KEIHIN NSX-GT、ZENT CERUMO LC500らがタイムを上げるものの、MOTUL AUTECH GT-Rがマークしていた1分47秒944には及ばず。MOTULがこのセッションの最速となった。2番手はKEIHIN NSX-GT、3番手にはZENT CERUMO LC500が続き、au TOM’S LC500、フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rと続いた。
完全なドライコンディションではなく、また各陣営が第6戦を見越したウエイトハンデ/燃料流量リストリクターで走行しているとはいえ、この走行の結果は興味深い内容となった。
また、このセッションで積極的に周回を重ねたのはMOTUL MUGEN NSX-GTのジェンソン・バトンだ。14時14分にコースインしてから、スリックへの交換を経て、ピットイン〜アウトを繰り返しながら、2時間ほどをドライブ。GT300との混走を体験したほか、最後の10分間で行われたGT500の専有走行帯でも登場。1分49秒283というベストタイムをマークしている。また、小林可夢偉は専有走行のみに登場し、WedsSport ADVAN LC500のステアリングを握りコースへ。ドライでの走行を重ねている。



