
●第3戦オートポリスの代替は国内戦で2レース!?
そのうえで、すでに発表されていた第3戦の開催延期について坂東代表は、「今年の開催は難しい」として、3日開催されたGTアソシエイションの取締役会の決議として、正式に中止を決定したと発表した。また、代替開催については現在協議を進め、オールスター戦等の可能性も含め今月中に決定するとしつつ、「新たにどこかのサーキットで開催することはない」と語った。
今後、第3戦オートポリスの代替については、シリーズ戦として予定されている国内戦のいずれかのレースの週末で、2レースが開催されることになりそうだ。これについて坂東代表は、「1000kmで開催される鈴鹿、SUGOでの2レースは現実的には難しい。8月の富士、もしくは最終戦のもてぎで2レースが有力」としている。
スーパーGTとしては、今回のラウンドで熊本地震の被災者に向けたメッセージとしてくまモンステッカーを貼ったり、御殿場市からの支援物資の輸送に協力したりといった活動を行っているが、坂東代表はこれらの活動も、「今後も行政と連携してやっていきたい。また、今回のレースでも義援金の募金箱を作ったり、受け付ける口座を作ったり、スーパーGTだけでなく、モータースポーツ界として気持ちをひとつにしてやっていきたい」と継続した支援を行いたいと語った。