更新日: 2017.07.23 13:48
#50 Ferrari 488 GT3 スーパーGT第4戦SUGO 予選レポート
2017 SUPER GT
INGING MOTORSPORT
第4戦菅生 レースレポート
◆7月22日(土)<予選> 天候:曇り | コース状況:ドライ
#50 Ferrari 488 GT3 16位
2カ月のインターバルを経て開催されたスーパーGT第4戦スポーツランドSUGOで、Ferrari 488 GT3は新田守男のドライブにより予選Q1で1分19秒880をマークするが、Q2進出にはコンマ1秒届かず決勝レースは16位から追い上げて上位進出を狙う。
5月におこなわれた第3戦のオートポリスラウンドから丸々2カ月のインターバルを経て、AUTOBACS SUPER GTシリーズ第4戦『SUGO GT 300km RACE』が宮城県のスポーツランドSUGOで開催された。
前戦のオートポリスラウンドでは、レースウイークに入ってからFerrari 488 GT3のニューマシンがガレージに届き、突貫作業で参戦の準備を進めた。エンジニアやメカニックの懸命な作業によって作り上げられたFerrari 488 GT3は、レース直前にオートポリスに運び込まれ、実質的にシェイクダウンの状態ながらも予選Q2へ進出する活躍をみせた。しかし、決勝レースでは45周目にGT500のマシンと接触を喫してしまい、完走扱いにはなったもののチェッカーを受けることは叶わなかった。
第3戦からこのラウンドまでの2ヶ月間のインターバルで、2回のSUPER GT公式テストが設けられ、7月1日に実施された鈴鹿サーキットでのテストデーではトップタイムをマークするなど、Ferrari 488 GT3は順調にマシンの熟成が進められた。
第4戦のレーススケジュールは、7月22日(土)に公式練習と予選、23日(日)に300kmの決勝レースが予定されている。22日の時点で関東甲信までは梅雨明けしているが、スポーツランドSUGOのある東北地方はまだ梅雨が明けておらず、予選、決勝ともに天気予報では降雨が予測されていた。
9時から走行を始めた公式練習では、公式テストで煮詰めてきたセットアップをベースにして、まずは新田守男がステアリングを握り19周を周回する。続けて都筑晶裕も乗り込み18周を走行したのち、両ドライバーが予選のシミュレーションをおこなった。マシンの状態は良く、高い路面温度ながらもタイヤはしっかりとパフォーマンスを発揮することが確認できた。