更新日: 2017.07.23 13:48
#50 Ferrari 488 GT3 スーパーGT第4戦SUGO 予選レポート
<予選>
スーパーGTの予選はノックアウト方式で実施され、GT300クラスでは上位14台がQ2へ進出することになる。
予選Q1の直前に行われたFIA-F4の決勝レースの終盤からサーキットの上空に雨雲が流れ込み、雨が路面を濡らすことになった。それでも、予選Q1がスタートするころには雨は止んでいき、全車がスリックタイヤで予選アタックに挑んだ。
Ferrari 488 GT3の予選Q1を託されたのは新田で、予選開始とともにコースインする。2周に渡ってタイヤに熱をいれてラップタイムを更新していくが、新田がセクター1で全体ベストを出したタイミングで前にいた車両に行く手を阻まれてタイムが伸ばせない。
もう1周アタックに向かうが、コースアウトした車両の影響で赤旗が提示されて、予選は一時中断となってしまった。15分の予選Q1は10分を残してリスタートし、新田もすぐにタイムアタックを再開する。
中断前から数えて計測5周目に、タイヤのピークは過ぎている状態ながらも、それまでのベストタイムとなる1分19秒880をマーク。このタイムを記録した時点では予選Q2へ進出できる14番手以内に入っていたが、ライバル勢がタイムアップしたことによってQ2進出圏外へ押し出されてしまう。
新田はさらにタイムアップを狙って周回を重ねていったが、それ以上のタイム更新は果たせなかった。
結果として予選Q1は1分19秒880で16位となり、コンマ1秒差で惜しくもQ2進出を逃した。明日の決勝レースは16番手からの追い上げになるが、チームとしては確実にレースを走り切ってチェッカーを受け、今シーズン初となるポイント獲得を狙っていく。