更新日: 2018.08.16 16:08
R&D SPORT 2017スーパーGT第4戦SUGO レースレポート
今回のレースでは、SUBARUとメリーチョコレートとのコラボ商品「SUBARU オリジナルパッケージチョコレート」がチームに差し入れられました。
メリーチョコレートは1950年開業、日本で初めて百貨店でのバレンタインデーセールを実施した菓子メーカーで、その品質はグローバルでも高く評価されています。パッケージ表面にはSUBARU 360と軽飛行機FA-200がプリントされています。
さらに側面には水平対向エンジンのピストンとコンロッド、クランクシャフトが。チョコレートは全部で24個、そのうち4個はSUBARU 360オリジナルシールで包装され、1個にはSUBARUのロゴが印字されています。
ドライバーのふたりも予選を前にひと口……。「口当たりが良く、とっても“スバルの味”がします!(山内)」「疲れが吹き飛びますね。これで予選も頑張れます!(井口)」と気に入った様子。
このチョコレートは、SUBARU 恵比寿ショールーム「SUBARU STAR SQUARE」で10月より販売再開される予定で、メリーオンラインショップでは通年販売されているそうです。
SUBARUオリジナルパッケージチョコレート
24個入-メリーオンラインショップ
価格 1080円(税込)
http://maryshop.jp/shop/g/g5443/
SUBARU BRZ GT300はセカンドロウを獲得
予選Q1セッションは14時10分からスタート。午後に入ると空は雲に覆われましたが、心配された大雨にはならず、気温28度、路面温度36度という条件のもとで行われました。
ウエット宣言が出されたものの、全車スリックタイヤでスタート。SUBARU BRZ GT300のステアリングを握るのは山内です。セッションは途中で赤旗をはさみ、残り10分での再開となりました。ここで山内は渾身のアタック。1分18秒836でトップに躍り出ることに成功します。
Q2セッションでステアリングを握った井口は1分22秒071を記録。さらにタイムアップを図ったものの、アタックラップの途中で赤旗が提示され、セッションは中断されてしまいます。
この中断にも井口は集中力を保ち続け、再度アタックを敢行。1分18秒936というタイムを刻んで4番手を獲得し、セカンドロウから決勝レースに臨むこととなりました。
練習走行の最後の仕様に乗っていないままアタックを行った山内。「Q1とはいえ、トップを獲れたことは素直にうれしかったですね。午前中はトラブルが出て満足行く走りはできなかったのですが、短い走行のなかでもチームへのフィードバックはできましたし、チームがそれに応えてくれた結果かなと思います。井口選手も初めてのニュータイヤでいいアタックをしてくれたと思います。決勝日は雨が降る予報になっていますが、ダンロップは雨にも強いですし、自信を持って頑張りたいと思います」と、前向きなコメントを残しています。
井口は「今季ここまで、午前中に走り込めないことが多いですね。Q1では山内選手がいいタイムを出してくれて、そのままの仕様で行きましたが、Q2で詰め切れない部分があって。もちろんチームも頑張ってくれて、いい方向に来ていますが、練習走行でもうひとつ上のレベルで走ることができれば、もっと違うタイムも見えてくるのではないかなと思います。決勝は雨の予報で荒れると思うので、まずは無事に走り切って、いい結果を出したいですね」と、この日を振り返りました。
辰己総監督は予選について、「Q1の山内はいい走りをしてくれましたね。Q2の井口は4番手となりましたが、赤旗のタイミングは仕方がないですし、ふたりのラップタイムはほぼ同じですから、今回はライバルがちょっと上だったということでしょう。決勝に向けては少し高速域の安定感を見据えたものにしようと考えています」と総括しています。
SUBARU WRX STIで『サーキットエクスペリエンス』を実施!
この日行なわれた『サーキットエクスペリエンス』では、山内が新型WRX STIで同乗走行を実施しました。
走り終わった山内は、「とにかく安定しているという印象です。ちょっと高い速度で曲がっても、横に乗っている人も不安になることがありません。新しいブレーキについても、効きも良くてコントロール性が高くなったと思います。クルマの楽しさとか、“ドライバーがこうやって走っているんだ”というところも伝えられたかなと思います。皆さんに楽しく乗っていただけましたし、“安心と愉しさ”がしっかり備わっているなと感じました」と、新型WRX STIの性能について好評価を寄せています。