Team TAISAN SARD 2017スーパーGT第4戦SUGO レースレポート
2017 SUPER GT第4戦スポーツランドSUGO
Team TAISAN SARD – #26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
福島から来場の応援団の声援を背に奮闘の18位
7月23日(日)SUPER GT第4戦「SUGO GT 300km RACE」の決勝が行われ、福島の復興を応援する熱い想いを込めて「FUKUSHIMA」をボディに記してGT300クラスに参加しているTeam TAISAN SARD – #26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA。
今回は福島県と協力態勢を敷き「出陣式」「親子レース観戦招待」「福島県観光PR」を実施。親子招待約50名など多くのチーム応援団がサーキットに来場。
予選19番グリッドからスタートした山田真之亮選手/ジェイク・パーソンズ選手のコンビが、雨に翻弄されるも応援団の熱い声援を背に奮闘を見せる18位フィニッシュを果たした。
22日(土)に行われた公式練習走行では5番手と上位タイムを刻む。公式予選Q1で山田選手がアタック。気合いが入りすぎたか、クルマの性能をうまく引き出せずに19位と厳しい予選結果となったが、速さは毎戦の様にレベルアップしているため、決勝での挽回が期待された。
23日(日)決勝スタート時、不安定な天候で雨が降ったり止んだり。路面が乾いていく方向で空も明るかったことから、大逆転を期してドライタイヤを選択して山田選手がスタート。だが雨はチームの予想に反して強くなり降り続いた。
ドライタイヤでは厳しい状況に陥りながらも我慢の走行を続け、23周を終えて24位でピットイン。ウエットタイヤを装着してパーソンズ選手に交代。
その後、2回のセーフィティカー(SC)導入の混迷のレース展開の中で、パーソンズ選手は懸命にステアリングと格闘。途中ドライタイヤに交換してから徐々に順位を挽回し、雨に翻弄されながらも応援団の熱い声援を背に奮闘を見せる18位フィニッシュを果たした。
Team TAISAN SARD – #26 TAISAN SARD R8 FUKUSHIMAは、惜しくもポイント獲得こそならなかったが、公式練習走行で見せた速さにさらに磨きを掛ければ次戦富士での上位フィニッシュが見えてくるポテンシャルを見せたレースとなった。
■Team TAISAN SARD:SUPER GT第4戦スポーツランドSUGO(GT300クラス)結果
車両名:TAISAN SARD R8 FUKUSHIMA
ゼッケンNo.26 ドライバー:山田真之亮(1992年8月29日生:24歳)、ジェイク・パーソンズ(1994年12月26日生:22歳)
●公式予選:19位(ベスト1分19秒915/DRY:山田)
●決勝:18位(73周:2:10’39.588、ベスト1分21秒956/DRY:パーソンズ)
■情報参照先
●サード公式ウェブサイト:http://www.sard.co.jp