そしてスタートする頃には路面は完全にウエット状態となっており、スリックタイヤを装着した19号車を含む4チームは一気にポジションダウンを強いられることになりました。
7周目にGT300クラスの事故によりセーフティカーが入り、10周目に再開。コース上に留まることもやっとの19号車はピットに飛び込みウエットタイヤに交換し、レースに戻りましたが、この時点で2周遅れの14位になってしまいました。
その遅れを取り戻すべくハイペースで周回を重ねた関口雄飛でしたが、12番手まで浮上したところで、ふたたびアクシデントによりセーフティカーが導入され、42周目に国本雄資選手に交代。スリックタイヤでコースに戻りました。

しかしその直後にGT300クラスのマシンがクラッシュし、3回目のセーフティカーが出たことによって、タイヤ交換のタイミングも含め、レースの順位は大きく変動しました。
53周目に再スタートが切られると、残り10周でふたたび雨が降り出し、ピットに緊張が走るものの、国本雄資選手はスリックタイヤのまま危なげなくマシンをゴールまで運び、そのまま12位でチェッカーを受けました。
■関口雄飛のコメント
「本当に残念な結果です。天気が好転すると思ってスリックタイヤでスタートしたのですが、逆に雨が強まってきたことで、予想以上に厳しい戦いとなってしまいました」
「ウエットタイヤに交換したあとではペースを戻したのですが、すでに周回遅れにされており、セーフティカーのタイミングも自分たちにとっては運が悪かったです」
「国本選手に交代した時点では、すでに優勝の権利を失っていましたから、気持ちを切り替えて、この先のレースを見据えてデータ収集に専念すべく、そのためのタイヤ選択をして戦いを続行しました」
「国本選手のドライ路面でのタイムは問題なく、今後に向けて良いデータが取れたと思います。タイトルを狙う意味で、ほんの小さなことでも有効的に時間を使いたいですし、その積み重ねが次の富士で生きてくると思います。今日は残念な結果に終わってしまいましたが、皆さん、雨のなか、応援ありがとうございました」