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投稿日: 2017.08.14 13:24
更新日: 2017.08.14 13:25

関口雄飛 スーパーGT第5戦富士 レースレポート


スーパーGT | 関口雄飛 スーパーGT第5戦富士 レースレポート

関口雄飛 PRESS RELEASE

2017年8月13日

2017年スーパーGT第5戦『FUJI GT300km RACE』で、LEXUS TEAM WedsSport BANDOHは予選14番手から、関口雄飛と国本雄資が猛追をみせ、7台抜きの、7位入賞を果たす!!

 トヨタ、ニッサン、ホンダの各メーカーがニューマシンを投入し、新時代を迎えた2017年のスーパーGT第5戦が、静岡県、富士スピードウェイにて8月5~6日に開催されました。

 前回のレースでは天候に翻弄され、連続入賞記録を21戦でストップしてしまったLEXUS TEAM WedsSport BANDOHは、このレクサスのホームとなる富士スピードウェイでの戦いに万全を期して挑みました。

 天気予報は週末にかけて崩れると言われていましたが、土曜日に実施されたフリー走行は晴れ。絶好のレース日和です。

 まずは国本雄資選手がステアリングを握ってコースイン。1分30秒757までタイムアップし、3番手をマークして関口雄飛に交代しました。気温29℃、路面温度33℃という状況のなか、決勝に焦点を合わせたセットアップを煮詰めつつ、最後に予選用セットでアタックに突入し、1分30秒190をマーク。トップタイムで朝のフリー走行を締めくくりました。

 午後14時55分から開始された予選Q1では、国本雄資選手がアタックを開始。しかし1分30秒189までタイムアップを果たしたものの、トップから0秒766差の予選14番手となり、Q2進出はなりませんでした。

 決勝当日も真夏の暑さは続き、厳しい日差しが富士スピードウェイを照らします。決勝前にはエアロレースでレクサスが支援する室谷選手が大空を舞台にデモンストレーション飛行を披露し、大観衆を沸かせました。

WedsSport ADVAN LC500
WedsSport ADVAN LC500

 15時25分からのパレードラップ、フォーメーションラップを終え、15時33分に決勝レースのスタートが切られました。ステアリングを握るのは関口雄飛です。2ラップ目には1台をパスし、6周目にはさらに2台のマシンを抜き去り11番手へと浮上。アグレッシブな勢いは止まらず、10周目にはさらに2台をパスして9番手へ。その後は前を行くGT-Rとの熾烈なバトルを展開し、観衆の目を釘付けにします。

 最終コーナーでぴったりとGT-Rのテールに位付き、オーバーテイクの照準を合わせるのですが、スリップストリームを駆使しても、ストレートスピードに勝るGT-Rをなかなかパスできないという緊張した戦いが続きます。

WedsSport ADVAN LC500
WedsSport ADVAN LC500

 その後、23周目あたりから各車ピット作業へと入りはじめ、19号車は3位まで浮上したところで、33周目にピットイン。関口雄飛は国本雄資選手にバトンをつなぎます。

 11番手で戦列復帰した国本雄資選手は、全車がピット作業を終えた時点で10番手から関口雄飛と同様にアグレッシブなオーバーテイクを連発。息をのむような接近戦を見事に制し、最終的に7番手までポジションをあげてチェッカーフラッグを受けました。

 坂東正敬監督は、「まずまずの結果でしたが、僕たちが目指しているのは優勝なので、その意味では厳しい結果となりました。でもたくさんの応援の声、スポンサーさんのおかげで7位フィニッシュできたと思います。次の鈴鹿は小林可夢偉選手もくるので、ドライバー3人で頑張ります」と語りました。

 国本雄資選手は、「関口選手から交代して、僕も3台を抜いて7位でレースを終えることができましたが、大変なスティントでした。思うようなクルマのバランスではなかったし、パフォーマンスもすごく高いわけではなかったので、厳しかったです。7位でポイントを獲得できたのはポジティブですし、次は長い1000kmレースなので、チーム一丸となって頑張ります」とレース後に感想を語ってくれました。

■関口雄飛のコメント

「予選14番手という厳しいスタート位置からでしたが、レース中のペースは良く、順位をどんどん上げていくことができました。途中で周回遅れのGT300車両が出てきたこともあって、それをうまく利用してオーバーテイクしたことも何度かあり、12号車(GT-R)は抜けそうなところまで行ったのですが、相手のほうがストレートが速く、ギリギリのところでリスクを避け、ペースを落とすことなく国本選手につなげました」

「自分としてはマシンの限界を出し切ったし、いいレースができたと満足しています。国本選手も前を行くマシンをオーバーテイクしてくれたし、チームが一丸となってポイント獲得を果たしたレースでした」

「でも重量ハンディや燃料リストリクターを考えると、もっと速くなくてはいけないとも思っていますし、細かいところを煮詰めて、早く表彰台の真ん中に立てるよう頑張ります。今日は暑いなか、皆さん応援ありがとうございました。鈴鹿1000kmでは優勝目指して頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします」


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