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投稿日: 2017.08.28 14:29

スーパーGT:R&D SPORT 2017年第6戦鈴鹿 レースレポート


スーパーGT | スーパーGT:R&D SPORT 2017年第6戦鈴鹿 レースレポート

このレースを糧に、さらなる飛躍を

 スターティングドライバーを務めた山内は、第3、第5スティントも担当。

「悔しいという気持ちは強いですね。ただ、現状のルールの中ではベストを尽くせたのではないかなと思います。単に後ろを走っているだけでは勝てないので、なんとか前に出られるように、挑戦し続けることが肝心だと思っています」

「コーナーをいかに速く走るかということを目標に、サスペンションやタイヤ、クルマ作りをしていかないと、ライバルを抜きにいくのは難しいなという感じです。“前を捉える”というところを自分自身でもトライしなければと考えています。次戦のタイはウェイトハンデが半分になりますし、今回みんな悔しい思いをしているので、それをバネに勝てるように頑張りたいと思います」と前向きに締めくくりました。

 第2、第4、第6スティントを担当した井口は、「苦しいレースでした。FIA GT3勢を相手に走り続けるのも大変でしたし、自分のレースができませんでした。コーナリングも精いっぱいなので、ピットで巻き返してポジションを上げたかったですが、なかなかいい流れにもっていけませんでした」

「この鈴鹿で勝つつもりだったので、ポイント的には厳しいですが、次戦のタイは苦手とはしていないので、予選でポールポジションを獲れる速さを作って、いいレースをして勝ちたいと思います」とコメント。次戦に向けて気持ちを切り替えて臨みます。

 チーム総監督の辰己英治は、悔しさを押し殺しながら次のようにレースを振り返りました。

「作戦やタイヤは悪くなかったと思いますが、相手のペースで走らされてしまった部分も大きいと思います。現状のSUBARU BRZ GT300では、あれ以上は速く走れないです。反省点としては、予選8番手からのスタートはやはり厳しかったかもしれません」

「予選の時に決勝で使ったセットアップが見つかっていたらと思います。やはり走り込みが不足していることが予選の結果につながっているんでしょう。どれだけを汗水を垂らしてコーナーで抜いても、ストレートで抜き返されてしまう。ドライバーはもちろん、チーム全員が悔しい思いをしています。この悔しさから抜け出すために、次戦に向けて考えていかなければなりません」

SUBARU BRZ R&D SPORT

 次戦は、10月7日(土)と8日(日)に行なわれる第7戦『Chang SUPER GT RACE』です。タイ・ブリーラムのチャーン・インターナショナルサーキットを舞台とする、シリーズ唯一の海外大会。昨年は惜しくもリタイアという結果に終わっているため、その雪辱を果たすべく、チーム一丸となって取り組んでまいります。SUBARU BRZ GT300へのご声援をよろしくお願いいたします。


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