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投稿日: 2017.09.04 12:21
更新日: 2017.09.04 12:22

スーパーGT:PACIFIC with GULF RACING 2017第6戦鈴鹿 レースレポート


スーパーGT | スーパーGT:PACIFIC with GULF RACING 2017第6戦鈴鹿 レースレポート

PACIFIC with GULF RACING 「GULF NAC PORSCHE 911」
2017 Autobacs SUPER GT Round 6 in インターナショナルSUZUKA 1000km RACE

 
予選  8月26日(土) 18位
決勝  8月27日(日) 8位

【予選Q1】

 朝の雨の影響もなく路面はドライで迎えたQ1。決勝を見据えてタイヤはハードを選択しジョノ・レスターにステアリングを託すが、0.3秒に10台が絡む混戦となり、健闘のかいなく18位の結果でQ1を終える。

 決勝は18位からのスタートだが、1000kmという長丁場の耐久レース。十分上位進出に期待がかる。

【ジョノ・レスター 予選後コメント】

 私たちは決勝の為にハードタイヤを選択しましたが、予選は合わせ込みしきれず、厳しい結果となりました。しかし、レースのペースは速いと思うので大丈夫です。明日、私たちはより多くのポイント獲得を目指します。今日も多くのご声援ありがとうございました。明日も応援よろしくお願いします。

GULF NAC PORSCHE 911
GULF NAC PORSCHE 911

【決勝】

 決勝は18番手からジョノ・レスターのスタートでレースを迎える。オープニングラップは、順位を落とす事なく順調な滑り出しで始まり、本来の走りで徐々に順位を上げて15番手まで順位を上げる。

 19周目に1回目のピットインでドライバーをジョノ・レスターから峰尾恭輔に交代し、GT300の全チームが1回目のピットインが完了する時点で15番手のポジションをキープしての走行。

 37周目には他の車両クラッシュによりセーフティーカーの導入が行われ、45周目に解除と同時に2度目のピットインでドライバーをジョノ・レスターに交代。
その後も、73周目に3回目のピットインでドライバー交代を行い、全車両が3回のピットイン完了時には11位のポジションで、果敢かつ冷静なドライビングで周回を消化する。

 88周目には2回目となるセーフティーカーが上位車両のクラッシュで導入され、リスタートとなるが、その後も順調に作戦通りに101周目に4回目、132周目に5回目のピットイン。最後を託す峰尾恭輔へのドライバーチェンジも、ノーミスの完璧なピット作業で最高の状態でコースへ送り出す。

 1000kmの長丁場で、ドライバーの気力、体力と共に限界に達しようとするなか、集中して安定した走行で9位のポジションでの走行を続ける。
最後は上位車両のクラッシュもあり8位でのチェッカーフラッグ。

 シリーズ最長となる1000kmの長丁場の耐久レースを、予選18位から果敢かつ安定した走りと、ノーミスの完璧なピット作業で8位入賞を果たした。表彰台には届かなかったが、ポイントを獲得しチームは確実に実力をつけ、次戦以降のタイ、もてぎに繋がる結果になった。

【ジョノ・レスター 決勝後コメント】

 私たちは今日の結果の為に多くの努力をしてきました。レース序盤にドライブスルーペナルティを受けましたが、それを挽回するべくチーム皆が一丸となって戦い、18位スタートから8位入賞を果たす事が出来ました。素晴らしい仕事をしてくれたチームメイト、サポートをして下さったスタッフの方々に感謝します。ありがとうございました。

【峰尾恭輔 決勝後コメント】

 今回の鈴鹿戦からYOKOHAMAタイヤさんの新しいハードタイヤを初めて履いた事で、これまでとマシンバランスが大きく変わり、予選前は悪天候で走る時間が少なく、セットアップを煮詰めきれなかった部分がありましたが、決勝前に強いレースが出来ると思えるセットアップにして挑みました。そのセットアップの変更が功を奏して、強いレースが出来ました。

 ジョノ選手の素晴らしい走り、チームクルーがノーミスで素晴らしい仕事をし、10台抜きの8位というポジションを獲得できたことに、改めてチーム力の強さを示せたと思います。しかし、表彰台を取るにはもう少し努力と、もう少しの運が必要です。次戦のタイに向けて、表彰台争いができるように色々考えて戦っていきたいと思います。


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