その後、徐々にペースが落ちていき、20周目にピットイン。クリエン選手へ交代するとともにタイヤ4本を交換。アクシデントの影響でアライメントが狂っていたのか、外したリヤタイヤのトレッド面が大きく損傷していました。

　ドライバー交代後、2分04秒から05秒台のペースで走っていたクリエン選手でしたが、15周目に右リヤタイヤがバーストし、緊急ピットイン。
　
　タイヤ4本交換してパーソンズ選手に交代してピットアウト。27番手へとポジションダウンしながらも懸命に追い上げを狙いましたが、10周後にはふたたび右リヤタイヤがパンクして緊急ピットイン。チームではレースをリタイアする決断を下しました。

　次戦は10月7日（土）～8日（日）、タイのチャン・インターナショナル・サーキットで開催されます。タイへの海外遠征レースでの山田真之亮の活躍にご期待ください。

■山田真之亮のコメント

「これからペースを徐々に上げていくところで、ヒットされたのは残念です。当てられた車両には1分のペナルティーストップが科せられましたが、当てられてしまうようなポジションに居たことも原因のひとつです。反省して今後に役立てたいと思います」

「次のタイ戦は昨年Q1で3番手タイムをマークし、決勝でも2番手を走行しました。ラスト3周で500クラスのマシンに当てられてリタイアに終わっています。今年は速さと結果を出せるように頑張りたいと思います。皆さまの応援、よろしくお願いします」

■Team TAISAN SARD　野田英樹チーム監督のコメント

「当てられたことで、アライメントに若干の狂いが発生していたが、これほど大きくタイヤに影響するほどではなかった。原因を究明して次戦に備えます」

■Team TAISAN SARD　千葉泰常チーム代表のコメント

「フリープラクティスで速さを確認できていただけに、残念な結果に終わりました。次のタイ戦へ向けて、しっかりと準備を整えたいと思います」