更新日: 2017.11.09 12:45
トムス監修の”レースで使える”高機能ウオッチ最新作、エディフィスEQB-800開発物語
『ターゲットタイムインジケーター』は設定された目標タイムの10秒前から12時方向の針がカウントダウンを開始。周回中のレーシングカーが戻ってくるタイミングを想定できるほか、時計で計測したラップタイムを専用アプリ上でリスト表示やグラフ表示することができる。
レースの現場で秒刻みに動くメカニックにとって、サインボードを表示するタイミングやピットタイミングなど、絶対に逃してはいけない瞬間は多い。そんな瞬間に役立つ機能として、『ターゲットタイムインジケーター』はまさにメカニックの生の声から生み出された。
そしてさらに、EQB-800が備えるのは機能だけではない。デザイン面としても文字盤はレーシングカーのメーター回りのようにも見える仕上がりだ。カラーリングはシルバーとブルーの2色、どちらもクールな印象だ。今回はこれまでのシリーズよりも文字盤の堀を深くしたダイナミックなデザインを採用。より立体的になった『深リム』のようなデザインはモータースポーツ、クルマ好きの心をくすぐるビジュアルだ。
機能、デザインともにレースファンの心を躍らせるクロノグラフ、EQB-800について、関谷監督はこう語った。「EQB-800は幅広い年齢層の方に受け入れられると思いまよ。僕が一番気に入っているのはカラーリング。それから、インパクトがあってカジュアル、フォーマル両方で使えるデザインがいいですよね」
平川は自身の海外でのレース参戦時の使用感を交えつつ「EQB-800は時間を気にする人や海外を飛び回る人などにすすめたいですね」と、自身の経験からも機能面で海外で役立つことを語った。
EQB-800はブルー、シルバー、ブラックの3色。メーカー希望小売価格は、ブルー5万円(税抜き)、シルバー4万6000円(税抜き)。9月8日にはアラミド繊維を革バンドに組み込んだモデルEQB-800BL-1Aが発売予定で、こちらはメーカー希望小売価格4万8000円(税抜き)となっている。
また、9月8日にはEQB-800をベースに、『Scuderia Toro Rosso(スクーデリア・トロ・ロッソ)』とのタイアップモデルとなる「EQB-800TR」も限定発売された。こちらはレーシングチームをイメージしたデザインで、カーボンパーツを取り入れるなど限定モデルならではの特別仕様になっている。