スタート直前になってみると、路面は完全にウエットコンディション。しかし、晴れそうな空模様、路面はすぐに乾きそうな雰囲気。タイヤ選択がカギを握るレースとなる。スタートは、セーフティカースタートとなり、LEON CVSTOS AMGはウエットタイヤを装着してスタート。セーフティーカー明けの3周目でポジションを1つ上げ、LEON CVSTOS AMGは8番手で戻ってくる。
10周を過ぎた頃から路面が急激に乾き始める。難しい路面コンディションのなか、黒澤選手は順調にポジションを上げ、16周目には5番手までポジションアップを果たす。LEON CVSTOS AMGは20周目にピットイン。蒲生選手にドライバー交代し、給油、タイヤをドライタイヤへ交換しコースに戻るも作業中のミスにより大幅にタイムロスしてしまい、ポジションを落としてしまう。
蒲生選手はポジションを挽回すべく果敢に攻め、ポジションを上げながら周回を重ねるが37周目にピット作業違反により、ドライブスルーペナルティを課せれてしまう。
ペナルティーを消化しコースに戻るも、16番手まで後退する。その後、前車を猛追するも、追い上げも虚しく、LEON CVSTOS AMGは13位でレースを終えた。
レースを終えて
溝田監督
「ピット作業にて、1つのトラブルからミスが起こりペナルティを受けてしまい結果、ノーポイントに終わってしまいました。暑いなか、頑張ってくれたドライバーには、申し訳なかったです」
「クルマもタイヤも十分な戦闘力がありましたが、これらを生かしきることができませんでした。チャンピオンシップでは厳しい状況になってしまいましたが、最終戦に向けては自分達のできることを全てぶつけて、良い結果で終れる様に頑張ります」
黒澤選手
「今回のタイ戦、落とせないレースを落としてしまい、チームとして反省点の多いレースとなりました。チーム一丸となり戦うことの大切さを思い知らされた一戦でした。最終戦茂木では他のチームの成績など気にせずに、勝つことだけを考えて戦います。引き続き応援、宜しくお願い致します」
蒲生選手
「予選と決勝は天気が微妙でタイヤチョイスが難しかったですが、ベストを尽くすことができたと思います。レースペースも良かったですが、今回は色々な不運があって結果が残りませんでした。しかし、まだチャンピオンの可能性があるので、最終戦も精一杯戦います」