ロニー・クインタレッリ
「今日は優勝できてうれしいですし、予選が終わった時点で優勝を狙うとはいいましたけど、内心はチャンピオンも獲りたかったです」
「結果的に(チャンピオンには)届きませんでしたけど、今日のレースは昨日の予選から続いて、クルマとタイヤの調子がよかったです」
「スタートでは、ふだんはシグナルに集中するんですけど、今回はミラーにスモークが映ったので、そればかり見ていました。マシンバランスに影響がなかったのは幸いでしたね」
「そのあとのレース内容は完璧でした。シーズン序盤のパフォーマンスを考えれば、よくここまでこれたと思います。チームの全員に感謝しています」
「(スタート前の接触について)僕もビデオを見返さないと状況は分かりませんけど、僕は普通に走っていたら後ろからクルマがスピンしそうなくらいの衝撃を感じました」
「ホームストレートでリヤタイヤから煙が上がっていたので、パンクすると思い、正直レースが終わったとも感じましたけど、慎重に1コーナーへ飛び込みました」
「ただ、グリップはしていましたし、そのあと2周くらいはサイドミラーを見ながら走っていました。煙も場所によっては出るような状況でしたが、クルマのバランスは変わりませんでした。3周目くらいからは煙も出なくなったので、チームと連絡を取りながら、タイヤの内圧を確認して走っていましたね」
「次生が言ったとおり、第3戦か4戦まではレクサス勢、ホンダ勢に負けていました。ただスーパーGTのルール(ハンデウエイト)があって、夏場は追い上げて1000kmを終えた時点でランキングトップにいました」
「ただシーズンを通してみると、ウエイトハンデがなければ明らかにレクサス勢が速かった。普通なら、シーズン中にここまで追い上げることは難しいと思います。この短い時間のなかで最終戦で実力で優勝できたのはよかったですね」
「これを活かして、来年は序盤からしっかりポイントを取って、チャンピオンを目指したいと思います」