■チーム関係者コメント

安藝貴範 代表

 なんとしても勝たなくてはいけないレースでした。予選までは良い状況に見えたかもしれないですけど、選択肢があまりなくて。そのうえ、51号車や65号車はタイヤ無交換をしてくるだろうなと思ってました。我々にはその作戦はできない。

 その中でどうやって順位を守るかをずっと考えていました。1勝を獲りにいくレースだったら、違う選択をしてたんでしょうけどね。みなさんの応援のおかげで念願のチャンピオンを獲れましたし、個人スポンサーのみなさん、企業スポンサーさん、ヨコハマさんにとても感謝しています。

片山右京 監督

 チャンピオンを獲れたのは素直に嬉しいんですけど、今回に限って言えばポールを獲って楽勝ムードに見えたけどそうでもなくて、決勝は3~4位狙いでした。ピットのタイミングで何台前に行かれてしまうのかが心配だった。ウチは4輪交換以外考えられなかったから。

 レース展開も予想通りピットで前に行かれちゃうし、前のクルマは抜けないし、後ろから迫ってくるしで、薄氷の上を歩くとはこのことでしたね。思い起こせば開幕戦で1位を取ったのに、その後はなかなか主役になれないレースが続いて。

 それでも節目の年にチャンピオンになれたのは、応援してくださっているみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。

谷口信輝 選手

 チャンピオンを獲れてホッとしています。タイ戦が終わったあとにランキングトップになって最終戦に挑むことになりました。そのぶん、(チャンピオンを)獲らないといけないというプレッシャーもあったし、いざもてぎに来てみたら全然余裕がない状況でむしろピンチで。

 決勝レースも案の定苦しい展開になりました。それでも3位でゴールできて、チャンピオンになれたのは嬉しかったですね。Mercedes-AMGにも、ヨコハマさんにも、チームスタッフにも、もちろん片岡選手、そしてワガママを全部聞いてくれる安藝代表にも感謝します!

マシンを降りて抱擁をかわす谷口信輝と片岡龍也

片岡龍也 選手

 嬉しい! その一言に尽きますね。今年は初音ミク10周年、ミクGTプロジェクト10シーズン、横浜ゴム100周年と、いろいろ節目の年だったので、チャンピオンを意識して挑んだシーズンでした。

 ランキングトップで最終戦に来て、ほかの人からは楽勝に見えたかもしれないけど、実際は全然余裕がなくて、僕らとしては守りながら攻めたレースでした。それでもなんとかチャンピオンを獲れたので、応援してくれたみなさんに感謝したいと思います。

 本当に2017年はいいシーズンでした。2011年、2014年ときて2017年。次のチャンピオンは2020年かって感じですけどね(笑)。

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