更新日: 2016.03.12 17:27
スーパーGT鈴鹿メーカーテスト:2日目午前もRAYBRIG NSXが最速タイムをマーク
3月10日から行われているスーパーGTの鈴鹿メーカーテストは、11日に2日目午前の走行が行われ、1日目午前/午後に続きRAYBRIG NSX CONCEPT-GTがベストタイムをマークしている。
初日は薄曇りで、かなり冷え込んだ鈴鹿サーキットだったが、2日目となった11日は朝から爽やかな晴天となった。時折強めの風は吹くが、絶好のテスト日和となった。この日は前日トラブルに見舞われサーキットを後にしたグッドスマイル 初音ミク AMGをのぞく10台が参加している。
GT500クラスでは、この日もRAYBRIG NSX CONCEPT-GTがクイックなコーナリングを披露し1分46秒224というベストタイムをマークした。周回数も精力的に重ねており、最多となる46周を走破している。2番手となったのはフォーラムエンジニアリングADVAN GT-Rだったが、9周しかこなせていない。また、5番手となったKEIHIN NSX CONCEPT-GTも11周の周回に留まった。
GT300クラスはJLOCの88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3がベストタイムをマーク。2番手はUPGARAGE BANDOH 86となった。GT3勢はまだ性能調整が発表されていない段階だが、特にウラカンはストレートスピードが驚異的に速い。サーキットのスピードトラップでは260km/h前後がマークされており、GT500に迫ろうかというスピードとなっている。
一方、マザーシャシーを含むJAF-GT勢はGT3勢に比べて直線がかなり苦しい状況が見て取れる。性能調整がどうなるか次第だが、今年も直線のGT3、コーナリングのJAF-GTという構図になるかもしれない。
2016 スーパーGT鈴鹿メーカーテスト 3/11 AMタイム
Pos | Class | No | Car Name | Time |
---|---|---|---|---|
1 | GT500 | 100 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT | 1'46"224 |
2 | GT500 | 24 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R | 1'46"520 |
3 | GT500 | 15 | ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT | 1'46"535 |
4 | GT500 | 19 | WedsSport ADVAN RC F | 1'46"758 |
5 | GT500 | 17 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT | 1'47"036 |
6 | GT300 | 88 | マネパ ランボルギーニ GT3 | 1'56"417 |
7 | GT300 | 18 | UPGARAGE BANDOH 86 | 1'56"477 |
8 | GT300 | 63 | DIRECTION RACING | 1'57"307 |
9 | GT300 | 7 | Studie BMW M6 | 1'57"583 |
10 | GT300 | 30 | TOYOTA PRIUS apr GT | 2'00"498 |
GT300 | 4 | グッドスマイル 初音ミク AMG | No Time | |
GT300 | 87 | triple a ランボルギーニ GT3 | No Time |