2009年のF1チャンピオンであるバトンは2017年シーズン、マクラーレン・ホンダF1でアンバサダー兼リザーブドライバーを務めたほか、スーパーGT第6戦鈴鹿1000kmにTEAM MUGENからスポット参戦。スーパーGT500クラスへの“サプライズ参戦発表”を行なったホンダ・サンクスデーでは開発車両である99号車NSX-GTをドライブして来場した多くのホンダファンを沸かせた。
バトンの加入に伴いホンダでは2018年のドライバーライアップの変更があることは必至。また、山本雅史モータースポーツ部長が「バトン以外の外国人ドライバーをGT500へ起用することも検討している」と明言している点からも、ラインアップについては未知数な部分が多い。
参戦する5チームのどこにバトンが所属し、チームメイトは誰になるのか、また今季、TEAM MUGENのGT500クラス復帰にあわせて行われた大祐、松浦らの移籍といったシャッフルが行われたドライバーラインアップにふたたび大鉈が振られることになるのか、12日(金)正式発表が待たれる。
また、今回の発表では明らかにされなかったが、体制発表の場にバトン本人が姿を見せることになれば会場は大いに盛り上がるだろう。
