■スーパーGT
GT500クラスの車両規則が変更され、レクサス、ホンダ、ニッサンの各陣営が新型車両を投入した2017年シーズン。シーズン開幕前のテストから速さを発揮していたレクサスLC500勢がレースでも強さをみせ、シリーズ序盤を制圧する展開に。
しかし、ホンダNSX勢が予選やシーズン中盤から速さを発揮。レクサスの牙城を崩しにかかったほか、ニッサンGT-R勢も粘りの走りでMOTUL AUTECH GT-Rが最終戦までチャンピオン争いに加わるなど、3メーカーが激しいつばぜり合いを繰り広げた。
GT300クラスは、タイヤ開発も含めて年々競争が激化。シーズンを通して、どのチームが勝ってもおかしくない予測不可能なバトルが毎戦繰り広げられた。

シリーズチャンピオンはGT500が第1戦岡山と第7戦タイを制したKeePer TOM’S LC500。平川亮とニック・キャシディのコンビは史上最年少でのGTチャンピオンとなった。GT300はグッドスマイル 初音ミク AMGがシーズンを通してコンスタントにポイントを積み重ねて3度目のチャンピオンを手にしている。
■2017年シーズン スーパーGTまとめ