そしてGT300クラスの専有走行直前、SPコーナーで山内からステアリングを引き継いだ井口卓人操るSUBARU BRZがSPコーナーでスピン。イン側の縁石に乗り、大きく跳ねながらアウト側のスポンジバリアに衝突してしまった。このクラッシュの影響で、今週末最初の赤旗が掲示。BRZはリヤウイングが外れかかるなどダメージを負い、FROにけん引されてピットに向かっている。

セッションは10時47分にGT300専有走行から再開。グリーンフラッグと同時にGT300マシンは一斉にコースインしていく。ここでは専有走行終了間近に、5番手につけていたLEON AMGが蒲生尚弥のアタックで1分18秒954までタイムアップ。4番手に浮上している。
しかし、トップのBRZのタイムを更新するマシンは現れないまま、セッションは終了。2番手にVivaC 86、3番手にUPGARAGE 86が続き、改めてテクニカルなSUGOとの相性の良さをみせつけた。ただ、BRZがどの程度のダメージを負っているかは気になるところ。
また、トップから5番手GAINER AMGがコースレコードを更新するタイムを記録している。なお、マザーシャシー勢の1台、シンティアム・アップル・ロータスはこのセッションでわずか7周のみ。セッションの大半をガレージで過ごしている。