WAKO’S 4CR RC F スーパーGT第4戦SUGO レースレポート
決勝(7月24日)
天気:曇り〜晴れ コース状況:ドライ
気温:20度 路温:22度(決勝スタート前)
決勝パレードラップ開始:14時00分
決勝レース周回数:74周(当初予定は81周)
#6 WAKO’S 4CR RC F
大嶋和也選手&アンドレア・カルダレッリ選手
決勝結果:4位
(所要時間:1時間42分09秒935/ベストラップ:1分12秒989=カルダレッリ選手)
迎えた決勝日、朝のフリー走行は雨でウエットコンディションになった。その後も雨が完全にあがることはないまま、 午後2時の決勝スタートを迎える。ただ、路面は完全ドライに近い状況で、やがてレース終盤には陽も出てくることになる。 タイヤ選択を含めて、6月のSUGOテストからチームが進めてきた万全の準備が昨日のポールポジション獲得まで順調に機能。 あとは決勝をしっかりまとめたいところだ。WAKO’S 4CR RC Fは前半がカルダレッリ、後半が大嶋という順番で決勝を戦う。
カルダレッリはポールポジションからスタートし、トップを守ってレース序盤を走る。しかし好事魔多しというべきか、 6周目の1コーナーでGT300クラスのマシンをパスする際に交錯し、スピンを喫して遅れをとるという事態が発生してしまう。
レースは3分の1を終えようとする頃にセーフティカー導入となるなどしながら進んでいく。カルダレッリは順位を回復させつつ、 40周終了時にピットインして大嶋にバトンタッチ。GT500各車のピット作業が終わった時点での順位は4番手となった。
その後、大嶋は前に38号車、後ろに19号車という形勢で3位争いを展開し、一時は19号車に先行されるも、また前に出て4番手へ復帰。 終盤は上位5台が接近し白熱の首位攻防、と思われた。だが、そこでGT300マシンの事故により赤旗中断、そのままレースは終了に。 表彰台、そしてトップ奪回さえも視界に入ってこようかという状況だっただけに、無念の結末である。決勝最終結果は4位。