TEAM IMPUL スーパーGT第4戦SUGO レースレポート
7/24(日)決勝レース
天候:☁ コース:ドライ
気温/路面温度 スタート10分前20℃/22℃、レース序盤22 ℃/25℃
レース中盤22℃/24℃、レース終盤23℃/26℃
決勝レース距離 3.737km×81km=302.697km 観客動員数:29500人
朝から雨が降ったり止んだりという不安定な天候となっていたスポーツランドSUGO。そんな中決勝日は、久しぶりのGTレース、非常に多くのファンの皆さんでスタンドを埋め尽くしました。
カルソニック IMPUL GT-Rは安田裕信がスタートドライバーを担当。マシンへ乗り込みスタート進行を行っていたグリッドへの試走中、最終コーナーを回りホームストレートの坂を登りきろうかというところで、マシンがストップ。マーシャルによってピットに押し戻されます。プロペラシャフトが破損したことが原因で、チームメカニックはすぐに交換作業に取り掛かります。スタートまで40分というところでしたが、懸命の作業で約20分で無事交換完了。ピットスタートでレースに出走しました。ただし、GT500とGT300の全車がホームストレートを通過したのちにコースへ合流するということで、序盤はGT300をかわしつつ追い上げなければいけない難しいレースとなってしまいました。
3周目にスピンしたマシンがあったため14位へ。さらに順位を上げていきたいところでしたが、スポーツランドSUGOはただでさえコース幅も狭く、トップ争いでも接触が起きている中、差を縮めていくのは容易なことではなく我慢のレースとなってしまいました。26周目、コースオフしたマシンが出てセーフティーカーが導入されます。毎年のことながら非常に波乱が多い、このSUGOでのレース。カルソニックGT-Rにとっては前方のマシンとの差がなくなるため、追い上げることができるチャンスに。31周目、13位からレースリスタートを切り、翌32周目にピットイン。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラにドライバー交代をし、コースに戻ります。とにかくポイント獲得を目指して後半戦に入っていきます。しかし、この後、スピンしたGT300マシンを避けようとしてコースアウト。グラベルに捕まり、ここでリタイアとなりました。ピットストップのタイミングで暫定9位のポジションまで浮上していて、全車ピットイン後は残り40周ほどでどこまでポジションをあげていけるか、期待の持てるレース展開だっただけに残念な結果となりました。
土曜、日曜と流れに乗れず、終始苦汁を舐めた週末となってしまいましたが、マシンの調子はよくウェイトハンディもまだまだ軽いため、次戦の富士ではしっかりとリベンジをし、強くて速いカルソニック IMPUL GT-Rをお見せできるかと思います。引き続き、TEAM IMPULへのご声援をよろしくお願いします。