チーム4年目となる中山は、「同い年でずっとライバルの小林選手とチームメイトになれてうれしいです。4年目の参戦で、ここまでは速さを見せても結果に繋げることができておらず非常に悔しい思いでした。今年は負ける要素はないと自分でも思っていますので、しっかりと結果に繋げていきたいです」とコメント。
これまでARTAドライバーとしてホンダチームでGT500やGT300を戦ってきた小林は、「いろいろ経験もしてきて、自分自身成長できていると思います。そういった力を提供して、チームの初優勝を皆で成し遂げたいですし、中山選手は同期で切磋琢磨してきた仲ですので力を合わせてしっかり戦っていきたいです」と新たな挑戦への意気込みを語った。
スーパーGT300クラス参戦に加え、鈴鹿10時間への参戦も表明したTEAM UP GARAGE。車両はGT300マザーシャシーのトヨタ86を使用し、ドライバーふたりも鈴鹿10時間を楽しみにしているようだ。
「まだわからないですけど、86のマザーシャシーで走るのは僕たちだけじゃないですかね。外車対日本車の構図の中で、どこまでやれるのかって目線で応援してほしいですね。クルマも鈴鹿とすごく相性が良くて、ここ3年間いつもレースラップは速くて、僕の中でも印象はいいですね。あとはサプライヤーのピレリタイヤとのマッチングが気になるところですが、すごく楽しみなレースですね」と中山。
「まだヨコハマタイヤも経験していないので、ピレリタイヤでの走行は想像つかないですね(笑)。でも、出場するからには勝ちにいきたいです。賞金もいっぱいでるし、面白いレースですよね。まだエントリーもわからないですけど、注目されるレースですし、そこで勝つというのは僕らにもチームにもいいことなので、全力で狙っていきたいです」と小林もコメント。
石田監督によればドライバーはもうひとり検討中で鈴鹿10時間には3人体制での参戦になるようだ。

