そんな鈴鹿でのテスト初日は、8日午前9時からスタートしたが、あいにくこの日は全国的に雨模様。鈴鹿もウエットコンディションとなっており、各車ウエットタイヤを履きコースインした。ただ、午前のセッションはなぜかレクサス勢にアクシデントが相次いでしまう。
開始20分、まずはDENSO KOBELCO SARD LC500が1コーナーでクラッシュしてしまう。さらに、10時頃にはヘアピンでWAKO’S 4CR LC500がコースアウトし、クラッシュ。また、10時20分頃には、今度はKeePer TOM’S LC500がデグナーでコースアウト。さらに、開始から2時間頃にはWedsSport ADVAN LC500がヘアピンでコースアウトした。
WedsSport ADVAN LC500以外はいずれもクラッシュを喫しており、特にWAKO’S 4CR LC500が大きなダメージを負ってしまうことに。そのため、WAKO’Sは13時30分からの午後の走行を走れず。DENSOは修復し、30分間短縮された午後の終了間際にコースインすることができたが、周回数はわずかとなった。なんらかのトラブルが疑われるとして、レクサス勢は調査も行っているようだ。
ただ、この日のベストタイムはWAKO’S 4CR LC500が午前にマークしていた1分57秒273というものに。ベストはほとんどが午前のもので、KEIHIN NSX-GTが1分57秒326で2番手、RAYBRIG NSX-GTが1分57秒411で3番手となった。以下ZENT CERUMO LC500、au TOM’S LC500、KeePer TOM’S LC500、ARTA NSX-GT、カルソニックIMPUL GT-R、MOTUL MUGEN NSX-GT、ホンダ開発車、WedsSport ADVAN LC500、DENSO KOBELCO SARD LC500という順位となっている。
GT300クラスでは、午前は31号車TOYOTA PRIUS apr GTが2分8秒448でトップタイム。マネパ ランボルギーニ GT3、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3、SUBARU BRZ R&D SPORT、グッドスマイル 初音ミク AMGと続いた。午後はK-tunes RC F GT3が2分9秒808で最速。31号車TOYOTA PRIUS apr GT、Modulo KENWOOD NSX GT3と続いた。




