R&D SPORT 2018スーパーGT公式テスト岡山 テストレポート
2018.03.19 -スーパーGT 公式テスト・岡山
開幕戦を3週間後に控えた今季初の合同テストで速さを確認
2018年スーパーGTシリーズの開幕を3週間後に控えた3月17~18日、今季初のGT合同テストが開幕戦の舞台となる岡山国際サーキットにおいて開催されました。
空力面を中心に改良を受けたSUBARU BRZ GT300の2018年モデルも参加し、4回目のセッションとなる18日午後にはトップタイムをマークするなど速さも見せて収穫あるテストとなりました。
この合同テストには29台のGT300車両が参加。開幕前に周囲とのタイム差などを確認できる重要なテストです。搬入日の16日は冷たい雨が降り真冬のような気温となりましたが、17日朝には晴れて気温も次第に上昇。
春らしい穏やかなテスト日和になり、開幕が待ち遠しい7000人近い熱心なファンが朝早くからサーキットに詰めかけました。
初日朝のセッションではまず井口卓人が乗り込み、フロントリップなどのエアロパーツを取り替えながらフィーリングやタイムを比較し、その違いを確認する作業を行いました。
そしてセッション終盤に山内英輝に交代し、山内もその感触を確認して終了。タイムアタックは行っておらず14番手にとどまりました。
午後のセッションでは最初から最後まで山内がステアリングを握ってタイヤテストを行いました。種類の異なるタイヤを履き比べながら良い部分、悪い部分をタイヤメーカーにインフォメーションしながら、より良いタイヤを作って行くための地道な作業で、46周を周回。
山内はテスト終了後に「まだまだタイヤは良くなっていくと思っています」と笑顔を見せました。このセッションでは4番目のタイムをマーク。チーム全体の士気も上がってきました。
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