■予選Q2

 GT500クラスの予選Q1を挟んで15時30分からスタートした予選Q2。しかしその直前、無常の雨がコース上を襲う。

 かなりの雨量となるなか、今季からQ2セッション時間が10分へと短縮されたこともあり31号車のTOYOTA PRIUS apr GTを除いた13台のマシンがコースイン。

 残り5分を切ったところで各車がコース上で周回を重ねつつ、ベストタイムの更新を狙う流れとなるなか、最適な位置取りを確保すべくお互いをけん制。

 残り3分を切り、88号車のマッペリが唯一の1分34秒台で首位に立ち、LEON CVSTOS AMG、K-tunes RC F GT3と続くオーダーに。

 さらに初参戦のマッペリはウエットでマネパGT3を見事に操ると、残り30秒で1分33秒925とさらに自己ベストタイムを更新。

 Q2終了のチェッカーが振られるなか、各車最後のアタックでタイム更新を試みるも、21号車Hitotsuyama Audi R8 LMSは1分34秒082で惜しくも届かず2番手に。

 GT500からの転向組である安田裕信のGAINER TANAX GT-Rが3番手、LEON CVSTOS AMG、HOPPY 86 MCと、昨季もタイトルコンテンダーだった有力チームがトップ5に続いた。

予選アタック後、ガッツポーズをみせたマルコ・マッペリ
予選アタック後、ガッツポーズをみせたマルコ・マッペリ

 GTデビュー戦初ポールのマッペリは「(午前の)ドライではバランスが難しかったけど、僕にとっては恵みの雨になったね」と、難しいコンディションを味方につけて、見事なポールポジションを決めてみせた。

 6番手以下トップ10圏内にも、新田守男のK-tunes RC F GT3、平手晃平の31号車TOYOTA PRIUS apr GT、高木真一のARTA BMW M6 GT3、小林崇志のUPGARAGE 86 MC、井口卓人のSUBARU BRZ R&D SPORTが続き、実力派のメンツが顔をそろえた。

 スーパーGTの2018年開幕戦、岡山国際サーキットでの決勝は、8日(日)の14時40分にスタート。82周、300kmのドラマが幕を開ける。

本日のレースクイーン

菊池ゆうきくちゆう
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