更新日: 2018.04.13 14:47
本山哲 スーパーGT第1戦岡山 レースレポート
【決勝】4月8日(日)天候:晴れ 路面:ドライ 気温:14℃ 路面温度:21℃(決勝開始時)
■決勝結果:7位(82周)1h56’13.743(本山→千代)
前日に続き岡山はこの日も午前中こそ不安定な天候となりサポートレースでは急に降ってきた雨により混乱が起きたが、午後になると落ち着き、午後2時40分からのレースは晴天の下、ドライコンディションでスタートした。
GT500のデビュー戦を3番手という好位置からスタートさせる3号車は、本山が前半スティントを担当した。そしてスタートでは新スタート方式で周りが混乱したのかイン側で前につまるかたちになり、3号車はオープニングラップから2台に先行を許すという苦しい展開を強いられたが、ここで作戦を変更。スティント序盤はタイヤと燃料をセーブし、後半プッシュすることで挽回を図ろうとする。その作戦変更は奏功することになった。
3号車は15周目あたりから徐々にペースを上げていくと、ジャンプスタートで前の2台がドライブスルーペナルティを取られたことで25周目には4位に浮上。さらに27周目には3位に5秒差、32周目には3秒差、34周目には2秒差、35周目には1.7秒差と追い詰めていった。
3号車は38周を終えたところでピットイン。表彰台圏内再浮上は、後半スティントを担当する千代に託された。ところがここでタイヤ無交換作戦のマシン2台に先行を許すかたちとなり、3号車は6位に後退しコースへと復帰。さらに千代はタイヤのピックアップに悩まされることになり、なかなかペースが上げられない。
混戦の中に入ってしまった3号車はしばらく我慢の周回を続け62周目には一時9位まで順位を下げてしまうことになった。だがここから千代が粘りを見せ、7位まで順位を戻しチェッカー。
チームの新たな挑戦となるGT500クラスデビュイヤーを、まずまずの結果でスタートさせることになった。
●本山哲の決勝コメント
「スタートの混乱に巻き込まれ順位を落としたことにより、予選のポジションを活かす事が出来ず序盤は厳しいと展開となりました。しかしそこからは、タイヤと燃料を上手くセーブしてスティント後半にプッシュし、トップまで約2秒差の所まで挽回することができました」
「新体制で迎えた初戦、千代と二人でチームやマシンのパフォーマンスに応えるべくドライビングに集中しましたが、結果的にあと一歩攻めきれなかった事が反省点です。でもその中で、チームのGT500でのデビュー戦でしっかりポイントを獲得できたのは良かったと思います」
「これからも引き続き上を目指していって、次戦では表彰台以上の成績で終えたいと思います。みなさん、次の富士も応援よろしくお願いします!」