そのままオープニングラップで首位立川を追いつめた23号車MOTUL GT-Rは、ミシュランタイヤのウォームアップ性能の高さを活かしてダンロップでアウトから並びかけ、続く切り返しで早々に首位浮上に成功。

 2番手にドロップしたZENT CERUMOは、続くレクサスコーナーでわずかにワイドとなり、WAKO’Sに並ばれると、ホームストレートまで併走状態が続きそのまま1コーナーへ。

 なんとかポジションをキープした38号車ZENTだったが、この余波で6号車WAKO’Sを筆頭にレクサス陣営が団子状態となり、WAKO’Sは5番手までポジションを落とすことに。さらに4周目にはDENSO KOBELCO SARD LC500が1コーナーで仕掛けてバトルの種をまくと、コカコーラ・コーナーでau TOM’S LC500のインを突いて3番手浮上に成功する。

 その後は、2018年戦力僅差のGT500を象徴するようにラップタイム差の少ない上位勢がじりじりと各ポジション間の間隔を空けていくような展開となるものの、7周目にはGT300の隊列に追いついたところで首位攻防が急接近。トップと2番手の2.5秒あったギャップが一気に縮まっていく。

 なんとか首位をキープし続ける23号車の背後ではレクサス勢のバトルが続くなか、14周目にWedsSport ADVAN LC500が64号車Epson Modulo NSX-GTを1コーナーでアウトからかわして7番手へ。64号車はチョイスしたダンロップタイヤのデグラデーションか、続く15周目にARTA NSX-GT、RAYBRIG NSX-GTと立て続けにかわされていく。

 その前方、4台でのバトルが続いていたレクサス勢の中で、開幕戦の鬱憤を晴らすかのような勢いを見せていたDENSOのヘイキ・コバライネンは、17周目の1コーナーで38号車を仕留めて2番手に浮上。

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