arto-PANTHER TEAM THAILAND スーパーGT第2戦富士 レースレポート
41周を走り終えた段階でチームはホートンカムはピットイン、ジャルーンスルカワッタナにドライバーを交代、タイヤを交換して給油を行いました。この時点で#35 arto RC F GT3の順位はクラス8番手まで上がっていました。
ところがこのとき給油リグから燃料が逆流して漏れ出してしまい、マーシャルから漏れ出したガソリンの処理をするまでピットアウトが禁じられたのでチームはマシンをガレージに入れ、ガソリン処理を行うことになりました。15分以上をかけたガソリン処理の後、ジャルーンスルカワッタナはコースインしましたが順位は大幅に落ちてしまいました。
ジャルーンスルカワッタナは30周を走りピットイン、再びホートンカムがコースに戻るとフィニッシュまでの16周を走りチェッカーフラッグを受けました。
■正式結果
公式予選 クラス28位(出走29台) 1分39秒318
決勝 クラス24位(出走29台) 87周(15周後れ)
■コメント
Aドライバー:ナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ
合同テストのときから富士では良い感触でしたが、もう少しセッティングを進める必要があると感じていました。だから予選までの練習走行時間を使ってバランスを改善するための微調整をする予定でした。
悪天候のために十分なセッティングができなかったのが残念ですが、レースは悪くない感じでした。給油のトラブルさえなければいい結果が出たはずですね。
Bドライバー:ナタポン・ホートンカム
RC Fは本当に乗りやすいクルマです。しかも今回使ったミディアムハードのタイヤは非常に良い感触でした。岡山の時は10周も走ったらもう走れなくなってしまったけれど、今回は問題ありませんでした。上位で闘う自信が出てきました。
チーム監督:ステポン・サミタシャ
今回も、天候に足を引っ張られてしまいました。でも決勝ではペースが良かったですね。今後のレースがとても楽しみになりましたが、一方で給油でトラブルが起きなければもっと上位でレースを終えられたのにと、とても悔しいです。
次の鈴鹿は、合同テストに参加しなかったので予想がつきませんが、ホームコースのブリーラムは得意なコースですから、今日の調子でいけば良い成績が出せそうです。