投稿日: 2016.08.07 22:37
ARTA BMW M6 GT3 スーパーGT第5戦富士 レースレポート
ARTA Project Race Report
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第5戦 富士 決勝レポート (GT300)
チーム連携でポール・トゥ・ウィン!
午前のセッションは決勝のセット確認を行う予定だったが、ちょっとしたメカニカルトラブルが出てしまい、セッションを有効に使えなかった。しかしながら、トップタイムで朝のフリー走行を終えた。
スタートドライバーは高木真一。高木はスタートで2番手の車を牽制しながら1コーナーに入っていった。10周目までは安定したペースで2番手を引き離していたが、無線で水温が高くなってきた事を訴えてきた。しかし、水温を下げる方法はなく、高木は車を労りながら走行を続けた。
その5周後くらいに300クラスの他車のパーツがコース上に落ちてしまい、セーフティーカーが入る。セーフティーカーが入った事でストレート上で車両を一度止めなくてはならないが、高木は止まる事による水温の上昇を気にしていた。
しかし、ストップしている時間は少なく、数周後に再スタート。タイヤを冷やすことも出来て、安定したペースで走る事が出来た。高木は長めに走行する事を想定していたが、ライバルの2番手の車が先にピットインしたので、作戦を変更して、ピットインを早めた。
チームは素早い作業で2番手に6秒の大差をつけて小林崇志をコースに送り出した。小林はトップをキープしながら周回を重ねたが、終盤2番手の車が猛追してきた。小林は無線で「絶対に勝ちます」と言いながら、この接戦を制し、今季初優勝を果たした。
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