K2 R&D LEON RACING スーパーGT第2戦富士 レースレポート
5/4(金) 決勝
14:40~ 天候:晴れ 路面:ドライ
気温:19~17度 路温:34~23度
迎えた決勝日は絶好のレース日和となる。またもスケジュールが少し変更され、ウォームアップ走行が当初の20分より5分延長された。ウォームアップ走行ではドライバー交代、ピット作業の動きを確認し、レースへ向けて準備を整えた。
グランドスタンドを埋め尽くした多くのファンの声援とともに、レースがスタート。3番手からスタートのLEON CVSTOS AMGのスタートドライバーは蒲生選手。
オープニングラップはタイヤのウォームアップに苦戦し、6番手までポジションを下げてしまう。前後を走るマシンと団子状態のまま走行が続くなか、終始ポジションアップのタイミングをうかがうがなかなか思うように攻略できない。
それでもライバルの隙を突き、1つポジションを上げ5番手となる。LEON CVSTOS AMGは29周目に予定よりも早く1回目のピットイン。給油、タイヤ交換をスムーズに行い、黒澤選手にバトンタッチ。上位チームが1回目のピットインを終えた時点で、5番手を走行する。
その後、LEON CVSTOS AMGは前を走る#0に追いつき、テール・トゥ・ノーズになるもパスすることができず、反対に後ろからペースの速い#11に追い上げられてしまう。
55周目に2番手を走行していた#61がトラブルでストップしたため、4番手に上がる。LEON CVSTOS AMGは4番手のまま、63周目に2回目のピットインを行う。給油、タイヤ交換を迅速に行い、蒲生選手に最終スティントを託す。
上位5台が2回目のピットインを終えた時点で、5番手にポジションを下げてしまう。前を走る#0とは6.3秒の差。残り周回数を考えると追いつくには厳しい差だ。しかし、LEON CVSTOS AMGは周回を重ねる度に#0に詰め寄る。残り4周、LEON CVSTOS AMGは#0捕らえ、ストレートでテール・トゥ・ノーズに。
1コーナー先で並び、#0をパスし4番手に上がる。LEON CVSTOS AMGはそのままポジションをキープしチェッカーを受け、4位でレースを終えた。前戦岡山と同様8ポイントを獲得し、第2戦を終え16ポイントでシリーズランキング5位。次戦鈴鹿でも、着実にポイントを獲得したい。
決勝を終えて
溝田監督
「毎年、富士500kmを苦手としていましたが、全員がミスなく4位でチェッカーを受ける事ができて良かったと思います。高地では、ストレートスピードで、ターボ勢に付いて行くことができなかったので夏の富士までには、なんとか改善していきたいと思います」
「次の鈴鹿は、今までより涼しい時期の開催ですが、昨年同様に沢山のポイントを持ち帰りたいと思います」
黒澤選手
「今回のレースは霧や雨で変則的なスケジュールになりましたがチーム・スタッフ・すべてのメンバーがミスなく戦えたと思います。結果は開幕戦に続く4位でしたが、次の鈴鹿は更に好成績を目指して取りこぼしのないようにチーム一丸となり頑張ります!引き続き応援、宜しくお願いします」
蒲生選手
「予選、決勝ともミスなくレースをすることができましたが、4位が精一杯でした。勝てるレースのタイミングまでしっかり準備をして備えたいと思います」