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投稿日: 2018.05.21 12:52

LEXUS GAZOO Racing スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート


スーパーGT | LEXUS GAZOO Racing スーパーGT第3戦鈴鹿 レースレポート

◆決勝◆

 20日(日)は朝から好天。前日の強風も止み、日差しには暑さを感じるほどの気候となりました。計時システム調整のため40分程予定より遅れた午後3時20分、気温21度、路面温度34度というコンディションの下、三重県警の白バイとパトカーの先導による交通安全啓発パレードラップとフォーメーションラップを経て、52周の決勝レースがスタートしました。

 4番手スタートの1号車キャシディは、2位の車両がやや遅れて詰まった隙を突き、3位へ浮上。更に前を行く2台のNSXに離されることなく、追走を続けました。

 13周目、最後尾の15位まで順位を落としていたヘイキ・コバライネンの39号車がデグナーカーブ出口でスピンし、クラッシュ。戦線離脱を余儀なくされ、レースはセーフティカーが導入されることとなりました。車両排除の後、隊列を整えて19周目にレースは再開。再スタート直後のストレートから1コーナーの進入で1号車のキャシディは前を行くNSXをパス。2位へと浮上しました。

 8位を走行していた中嶋一貴の36号車は、他車との接触がありコースオフ。すぐに復帰したもののの大きくポジションを落としてしまいました。

 24周終了時に、首位を行くNSXと同タイミングで1号車もピットインし、キャシディから平川へとドライバーを交代。そのままの順位でコースに復帰しましたが、平川の1号車はアウトラップでタイヤを暖めるのに苦戦し、先にピットインしていたNSXの先行を許し、3位へとポジションを落としました。

 中盤、各車が次々にピットへと向かう中、最後までピットインを遅らせた36号車は、29周終了でピットイン。関口へと交代。一旦は13位まで大きく順位を落としましたが、関口は他車よりも圧倒的に速いペースで猛追を開始。次々に前車をパスし、ポジションを取り戻して行きました。

 40周目に6位までポジションを上げた36号車関口は、14秒以上あった前車との差をみるみるうちに詰め、49周目にはテール・トゥ・ノーズに。スプーンコーナーからバックストレートで並ぶと、高速コーナー130Rでパス。5位へと浮上しました。

au TOM’S LC500

 勢いに乗る36号車関口は、更に4位を追い、ファイナルラップのシケイン進入で並びかけましたがコースオフ。惜しくも逆転はならず。それでもファイティングスピリット溢れる走りで最後まで観客を沸かせました。

 1号車の平川は前の2台には届かなかったものの、4位以下には大差をつけて3位でチェッカー。開幕戦に続く今季2度目の表彰台を獲得しました。観客を沸かせた関口の36号車は5位でフィニッシュ。38号車が8位でポイント獲得を果たしました。


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