更新日: 2016.08.11 19:44
関口雄飛 スーパーGT第5戦富士レースレポート
日曜日の朝のフリー走行は、大きなトラブルもなく順調に作業をこなし、決勝レースのセットアップを確認しました。特に不安要素はなく、午後の決勝を迎えました。青空の下、満員のスタンドの熱気とともに、気温33度、路面温度も54度と灼熱のレースが予想されます。今回のスタートドライバーは国本雄資選手が担当し、抽選の結果、残念ながらソフトタイヤで走ることになりました。
レースは大きなアクシデントもなくスタートし、19号車は8番手をキープ。その後、前方で2台のマシンがトラブルに見舞われたため、6番手まで浮上。ポジションを死守しながら周回を重ねます。18周目にGT300クラスのマシンがコース上にボンネットを飛ばしてしまい、セーフティーカーが導入されました。チームは当初、24周(最低周回数)でピットインする予定だったのですが、セーフティーカーのおかげで微妙なタイミングとなってしまいました。
しかし、結果的にセーフティーカー解除、レース再開となったのが24周目ということもあり、19号車はそのままピットインして関口雄飛にドライバーチェンジをしました。素早いピット作業を終え、11番手でレースに復帰した関口ですが、26周目には10位、29周目には9位、そして30周目には8番手へとポジションをアップ。しかしその一方でタイヤと路面の温度がマッチせず、関口雄飛はかなりの苦戦を強いられていました。
結果、300km のレースを粘り強く走り切り、見事10位でチェッカーを受け、関口雄飛はWedsSport ADVAN RC Fの連続ポイント獲得記録を14へと伸ばしました。