更新日: 2018.07.03 11:26
ポルシェジャパン 2018スーパーGT第4戦タイ レースレポート
迎えた7月1日(日)の決勝日は、地元の多くのファンが詰めかけ賑わいをみせるなか、晴天の下、現地時間午後3時に決勝レースのスタートを迎えた。藤井がスタートドライバーを務めたD’station Porscheと久保がスタートを担当したGULF NAC PORSCHE 911が競り合いながら1周目を終えるが、D’station Porscheが先行。GULF NAC PORSCHE 911がこれを追っていく展開となる。
2台の戦略はピット作業で分かれた。タイヤ4本交換を選択したGULF NAC PORSCHE 911に対し、D’station Porscheはタイヤ無交換作戦を採用する。30周を終え7番手までポジションを上げピットインしたD’station Porscheは、藤井からミューラーに交代。ピット作業時間を短縮し、ポジションアップに成功する。
交代したミューラーは、タイヤを労りながら54周目には前を行く#2 ロータスをパスし、8位でチェッカーフラッグを受け貴重なポイントを加算。ドライバーズランキングでもトップから14点差の7位につけている。
一方、久保から石川京侍に交代したGULF NAC PORSCHE 911だったが、終盤にはガス欠を感じさせる症状に見舞われてしまったこともあり、16位でチェッカーを受けた。ただ、今回の週末を通じさまざまなトライをみせたGULF NAC PORSCHE 911にとっては、今後に向けて浮上のきっかけをつかむレースとなった。
次のスーパーGTレース第5戦は、8月5日に静岡県の富士スピードウェイで決勝レースが行われる予定になっている。