更新日: 2018.08.15 16:48
TEAM UPGARAGE 2018スーパーGT第5戦富士 レースレポート
【2018 SUPER GT 第5戦 富士500mile】レポート
苦手とする富士で価値ある9位入賞!
【予選】天候:曇り コース:ドライ 気温/路面温度:Q1開始時 32度/47度
Q1:1分38秒408 GAP 0.378秒 12番手/28台中 Dr.TAKASHI KOBAYASHI
Q2:1分38秒352 GAP 1.040秒 7番手/28台中 Dr.YUHKI NAKAYAMA
【決勝】天候:曇 コース:ドライ 気温/路面温度:スタート時 32度/47度、15時25分 31度/45度、17時30分 29度/34度、終了時 28度/34度
9th:UPGARAGE 86 MC 中山友貴/小林崇志 +2Laps
2018スーパーGT第5戦富士500mileレースは、真夏の富士スピードウェイにて開催された。前回の第4戦タイラウンドでのクラッシュから急ピッチでマシンを修復し、なんとかに富士ラウンドを迎えることができた。
サーキットには、夏休み中ということもあり、全国から子供連れのファミリーのモータスポーツファンも多く集結し、にぎわいを見せた。
富士スピードウェイは、長いストレートや高速セクションが多いサーキットで、GT3と比べてパワーの劣るマザーシャシー車両は、あまり得意なサーキットではないので、コーナリングスピードを生かし、なんとか予選で上位に食い込み、決勝は800kmと長距離のレースとなるので、ピット戦略などでしっかりとポイント圏内でフィニッシュすることが目標。シリーズを戦う上では、なんとしてもポイントを獲得し、シリーズランキング上位を維持し、後半戦で逆転を狙いたいところ。
公式練習&予選日となる4日は、連日全国で続く酷暑は止むことはなく、マシンにとってもドライバー、メカニックにとっても非常にハードなコンディションとなった。公式練習は、中山選手ドライブでスタート。まずは、タイでクラッシュしてから初の走行となるため、チェック走行を行いピットに戻りマシン各部のチェックを行う。
メカニックの頑張りでマシンは問題なく修理されており、ここからタイヤのマッチングを進めて行く。真夏のレースで気温も路面温度も高いが、ドライバーから問題ないとの後押しもあり、ハード系ではなく、ミディアム系のタイヤをチョイス。足回りのセッティングも進めていく。
微調整をしつつ、走行を重ねるがなかなか前後のバランスがよくならず攻めることのできるセッティングを見つけることができない。そんななか、侵入スピードが200kmを超える1コーナーで、ブレーキトラブルが発生した1台のGT500車両が大クラッシュ。コース上には、パーツの破片が散乱しセッションは赤旗中断となる。
セッション再開後もセットアップを続け、最終的には多少フィーリングは向上するも、やはりパワー不足が響きベストタイムは19番手と苦戦を強いられる。予選は、決勝でポイント圏内を目指すためにも、少しでも上のポジションに立つことが求められる。