スーパーGT ニュース

投稿日: 2018.09.15 16:46
更新日: 2018.09.15 17:40

スーパーGT:2018年苦戦のスバルがSUGOで反撃の狼煙。山内英輝がチーム加入後、初のポール


スーパーGT | スーパーGT:2018年苦戦のスバルがSUGOで反撃の狼煙。山内英輝がチーム加入後、初のポール

 Q1と同じく14台、10分間のセッションとなったQ2はGT500のQ1でも赤旗中断があった影響でタイムスケジュールより約30分ほど遅れてのスタートに。15時26分に真っ先にコースインしたのは道上龍のModulo NSXで、その背後にQ1全体ベストのスバルBRZがSUGOを得意とする山内英輝のドライブで続いていく。

 すると山内は計測2周目に1分21秒台、続く3周目には1分17秒685へとタイムを上げ、GT300コースレコードまでコンマ2秒に迫る好タイムを記録する。

 その後方2番手は目まぐるしく入れ替わる展開となり、SYNTIUM RC F、GAINER TANAX triple a GT-R、GULF NAC PORSCHE 911と続いた後、自身5周目に全セクター自己ベストの走りを見せたHOPPY 86の松井孝允が1分18秒384でジャンプアップしてきた。

Q2のアタックを担当した山内英輝は走行後、マシンをねぎらうような仕草をみせた
Q2のアタックを担当した山内英輝は走行後、マシンをねぎらうような仕草をみせた

 このままセッション終了となり、山内は2014年以来となるSUGOでのポールポジションを獲得。HOPPY 86、GULF PORSCHEと続き、4番手にはマッハ車検 MC86が最終ラップのアタックで滑り込み、JAF-GTマザーシャシーとコースの相性を見せつける結果となった。

「加入4年目、スバルでの初めてのポールなので本当にうれしいです。ただ本番は明日ですし、スバルファンの前で良いレースができるよう集中を切らさず行きたい」と、喜びとともに明日への意気込みを語った山内。

ポールポジションを決めた山内英輝と抱き合う井口卓人
ポールポジションを決めた山内英輝と抱き合う井口卓人

 スーパーGTの第6戦スポーツランドSUGOでの決勝は、9月16日14時にスタート予定。引き続き雨絡みの予報となるなか、9月開催のSUGOでどんなドラマが繰り広げられるか。300km先のゴールまで一瞬も目の離せないバトルとなりそうだ。


関連のニュース