D’station Racing 2018スーパーGT第6戦SUGO レースレポート
星野 敏
Satoshi Hoshino / Team Principal
決勝レースでは、ドライバーふたりがすごく頑張ってくれて後方グリッドから追い上げてくれました。ポイントまであと少しだったので、もうひと息でしたね。ただ予選からウエイトハンデもあり、苦しい戦いになってしまった部分が大きかったとは思います。ノーウエイトで戦える最終戦のツインリンクもてぎまではフラストレーションも溜まる戦いが続くかもしれませんが、次戦も予選から全力で戦い抜いて、満足いく結果が残せればと思っています。ファンの皆さんも最後まで、引き続きご声援いただければ幸いです。
佐々木主浩
Kazuhiro Sasaki / General Manager
今回のレースは全体的に非常に厳しいものになると思っていましたが、走り出しからセットアップも含めて僕たちにとって非常に苦しいレースになってしまいました。それと予選がやはりもったいなかったですね。予選で前のグリッドを確保できていればどうにかなるというのは、いつも感じていることではあるのですが……。次戦のオートポリスもとても大切なレースになると思いますので、あと1ヶ月の間にいろいろな面を見直し、しっかりと体制を立て直して挑みたいと思っています。
武田敏明
Toshiaki Takeda / Team Director
ウエイトを積んだ状態でのSUGOでのレースということで、パフォーマンスが厳しいと予想し、テストや鈴鹿10時間を通じていろいろなデータを蓄積して臨んでいました。ただ、それが予想外にうまく活きませんでした。ドライバーには迷惑をかけてしまいましたね。レースは波乱も予想してとにかく諦めずに挑みましたが、予想よりも早くピットインすることになってしまいました。そんななか、タイヤをマネージメントして入賞近くまで上げてくれた藤井選手の力に感謝です。次戦に繋がる要素があったと思うので、意識を高く保っていきたいですね。
藤井誠暢
Tomonobu Fujii / Driver
高低差のあるコースで、予選からウエイトハンデもあって非常に苦しい戦いになりました。レースではスタートからスヴェン選手が何台か抜いてくれましたが、フロントタイヤの状態が苦しく、ミニマムで僕に交代することになりました。長いスティントで大変でしたが、タイヤももたせられ、良いペースで走れたと思います。結果的には12位でしたが、できるベストを尽くすこともできたと思っています。ポイントは獲れませんでしたし、次戦のオートポリスも耐えるレースになると思いますが、最終戦へ繋げられるようないい戦いをしていきたいですね。
スヴェン・ミューラー
Sven Müller / Driver
SUGOは僕たちにとってはとても厳しい戦いになった。予選もうまくいかなかったけれど、もう1台のポルシェが良かったので、僕たちにとっては期待をもたせてくれた。レース序盤こそバトルを楽しめたけれど、その後はフロントが苦しくなってしまったし、その影響で作戦もうまくいかず、難しいレースになったね。でもこのコースでの戦いはファンも楽しめたんじゃないかな。ウエイトハンデが重いチームは今回苦しんだけど、終盤の2レースは軽くなるので、もっとポテンシャルを発揮できると思うよ。