■決勝 8月28日(日)5位
天候:曇り時々雨 | コース:ウェット/ドライ | 気温/路面温度 開始:27度/28度>中盤:28度/29度>終盤:28度/30度
決勝日は雨の幕開けとなった鈴鹿サーキット。台風の影響で不安定な天気となり、決勝が始まるまでに降ったり止んだりを繰り返すこととなるが、決勝が始まるころに半分乾いたドライコンディション寄りにまで回復した。

各チーム、タイヤ選択にはギリギリまで悩むこととなるが500クラスは全車がドライタイヤを選択した。今回は1000kmの長丁場のレースとなるため、通常では朝に行われる30分間のフリー走行はなく、スタート進行のフリー走行が20分間行われた。
そして、華やかにグリッドウォークが行われた後、1000km先のゴールを目指して決勝の幕が上がった。19号車WedsSport ADVAN RC Fのステアリングを握る関口選手は、オープニングラップでライバルにコース外へと押し出されそうになるが、これをこらえて、1コーナーへもつれ込むように侵入。序盤から波乱のレースを展開し、ポジションを6位に構える。
その後はポジションを入れ替えながらも安定したレースを展開し、27ラップ目にピットイン。国本選手に19号車WedsSport ADVAN RC Fのバドンを渡す。500クラスの1回目のピットインは26ラップ目から29ラップには終了し一連のピットラッシュが終わった30ラップ目には19号車WedsSport ADVAN RC Fは4番手にポジションを置きレースを展開。

トップは同じLEXUS勢の38号、続いて12号車、3番手に46号車が続くが19号車36号車を含めた3台で激しい3位争いが始まる。終始テールtoノーズの三つ巴の戦いとなるが、ペースの速さで36号差が競り勝つと一気に3位までのポジションを上げた。19号車WedsSport ADVAN RC Fは5位にポジションを構える。
厳しいポジション争いになかなかペースを上げられず苦戦し、ポジションを8位にまでドロップしてしまったことから19号車WedsSport ADVAN RC Fは、ライバルより早めの52ラップ目に2度目のピットイン。再び関口選手を乗せ戦列に戻った。すると程なくして雨が振り始め、コースアウトするマシンも目立ち始めるが、すぐにこの雨は止むこととなったが冷やりとする場面であった。